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=== Step 6: Design your dialog flow ===
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=== ステップ 6:ダイヤログフローを設計します。 ===
Click on the ''Dialog'' tab at the top of the ''Skills'' page. The dialog for the sample skill you selected in Step 3 will be shown.
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''スキル''ページの上部にある''ダイヤログ''タブをクリックします。ステップ3で選択されたサンプルスキルのダイヤログが表示されます。
  
A dialog is like a [[5.3:Tutorials-for-admins/AI/HowtoIntegrateBotswithChat#Step_5:_Edit_the_Scenario_to_Work_with_Your_Bot | scenario]] in that it defines what the bot does in response to a customer's text or actions. When you design your dialog flow, you are telling the Watson Assistant what to do when it recognizes defined intents and entities during an active chat. Branches of a dialog are called ''nodes'', and nodes can be organized into ''folders''.
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ダイヤログは、ボットがお客様のテキストまたはアクションに応じて行うことを定義する [[5.3:Tutorials-for-admins/AI/HowtoIntegrateBotswithChat#Step_5:_Edit_the_Scenario_to_Work_with_Your_Bot | シナリオ]] です。ダイアログ・フローの設計を行うにあたって、アクティブなチャット中に定義されたインテントおよびエンティティを認識するときのアクションをWatson Assistantに指示しています。ダイアログのスレッドは''ノード''と呼ばれ、ノードは''フォルダ''別で保存されます。
  
  
[[File:Sample-Dialog-Properties.PNG|thumb|800px|center|Sample dialog]]
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[[File:Sample-Dialog-Properties.PNG|thumb|800px|center|サンプルダイヤログ]]
  
  
==== Dialog Properties ====
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====ダイアログのプロパティ ====
In this example, we are going to leave everything in the dialog as-is. Click on the "Hours of Operation" node to open up properties for that node:
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この例では、ダイアログ内のすべてをそのままにします。  "営業時間 "ノードをクリックして、そのノードのプロパティを開きます:
* '''Name''' - The name of the node (you can edit it here)<br /><br />
+
* '''名前''':ノード名 (編集が可能です)<br /><br />
* '''If assistant recognizes''' -  This is where you specify intents related to the node name (e.g., for this "Hours of Operation" node, you are telling the bot what to do when it recognizes the user examples defined in the "#Customer_Care_Store_Hours" intent)<br /><br />
+
* '''アシスタントが認識した場合''':ノード名に関連するインテントを指定するためのフィールドです(例えば、"営業時間"ノードの場合、"#Customer_Care_Store_Hours" インテントで定義されているユーザーの例を認識した時にボットに対して次のアクションについて指示します)。<br /><br />
* '''Then respond with''' - This is where you specify entities and how the bot should respond when it recognizes them<br /><br />
+
* '''応答''':ここでエンティティを指定し、ボットがエンティティを認識したときにどのように応答するかを指定します。<br /><br />
** '''If assistant recognizes''' - Enter entities here (with "@" symbol)<br /><br />
+
** '''アシスタントが認識した場合''':このフィールドにエンティティを入力します ( "@"記号付き)<br /><br />
** '''Respond with''' - This is the bot's response to the customer; in Bright Pattern's Agent Desktop, anything entered in this field becomes the bot ''suggestion''<br /><br />
+
** '''応答''':お客様へのボットの応答です。Bright Patternのエージェントデスクトップでは、このフィールドに入力された内容はボットの''サジェスト''になります。<br /><br />
* '''Wait for user input''' - Select this to provide a bot response only when the customer types something
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* '''ユーザーが入力するまで待つ''':お客様が入力した時にのみボットによる応答を提供します。
  
=== Step 7: Try the Dialog ===
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=== ステップ 7: ダイアログをテストします。 ===
# Click the '''Try it''' button at the top of the page. This button launches the Watson Assistant you just built within a chat window.<br /><br />
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# ページの上部にある'''テスト''' ボタンをクリックします。このボタンは、チャットウィンドウで作成したWatson Assistantを起動します。<br /><br />
# Pretend to be a customer and type some text into the text input field to see how the bot responds. The Try it out tool will show the intents and entities that the bot recognizes from the text you entered. You can click on the intents shown to select other ones or mark them as irrelevant.<br /><br />[[File:Try-Watson.PNG|thumb|450px|center|Sample dialog]]
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# お客様の立場になって、テキスト入力フィールドにテキストを入力して、ボットの応答を確認します。テストツールは、入力したテキストからボットが認識するインテントとエンティティを表示します。表示されたインテントをクリックして他のインテントを選択するか、それらを無関係としてマークすることができます。<br /><br />[[File:Try-Watson.PNG|thumb|450px|center|サンプルダイアログ]]
  
  
Please read IBM's documentation to get a deeper understanding of Watson Assistant skills, intents, entities, and dialogs. Refer to [https://console.bluemix.net/docs/services/conversation/getting-started.html#getting-started-tutorial IBM’s Getting Started tutorial] and [https://console.bluemix.net/apidocs/assistant IBM’s API Reference].
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IBMの書類を読んで、Watson Assistantのスキル・インテント・エンティティ・ダイアログについて理解を深めましょう。[https://console.bluemix.net/docs/services/conversation/getting-started.html#getting-started-tutorial IBMの初めてのチュートリアル] [https://console.bluemix.net/apidocs/assistant IBMの API リファレンス]をご参照ください。
  
=== Step 7: Add the Watson Assistant ===
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=== ステップ 8: Watson Assistantを追加します。 ===
Now that you're done creating a dialog skill, it's time to assign the skill to your Watson Assistant. This last step is important because later, you may have multiple Watson Assistants and skills, and IBM needs to know which ones are assigned to each other.
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ダイアログスキルの作成完了後、Watson Assistantにスキルを割り当てます。この最後のステップは重要です。複数のWatson Assistantとスキルが設定される場合、IBMのシステムは割り当てられているものを把握しなければなりません。
  
# Click '''Add Assistant'''.<br /><br />
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#''' アシスタントの追加'''をクリックします。<br /><br />
# Select the '''Use sample skill''' tab, which is the skill you just set up in this procedure. If you do not see it listed, select the '''Add existing skill''' tab and find it there..<br /><br />
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# '''サンプルスキルの使用'''タブを選択します。このスキルは先ほど設定したスキルです。表示されない場合、 '''既存スキルの追加'''タブをクリックしご希望のスキルを検索します。<br /><br />
# Click on the desired skill name. That's it.
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# ご希望のスキル名をクリックします。操作完了です。
  
  
[[File:Add-Dialog-Skill.PNG|thumb|650px|center|Add skill]]
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[[File:Add-Dialog-Skill.PNG|thumb|650px|center|スキルの追加]]
  
  
== Next Steps ==
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== 次のステップ ==
You have now set up a very basic Watson Assistant that can be integrated with Bright Pattern Contact Center. You may now:
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Bright Patternコンタクトセンターと統合できるWatson Assistantの基本設定が完了しました。次の操作を実行できます:
* Read IBM's documentation, explore the Watson Assistant, and edit it as desired
+
* IBM書類の閲覧、 Watson Assistantの確認、必要に応じての編集を行います。
* Create a Watson [[Contact-center-administrator-guide/IntegrationAccounts/BotChatSuggestionsEngine#Watson_Conversation_Properties |  bot/chat suggestions integration account]]  
+
* Watson [[Contact-center-administrator-guide/IntegrationAccounts/BotChatSuggestionsEngine#Watson_Conversation_Properties |  ボット/チャットサジェスト統合アカウント]]を作成します。
* Edit a [[Scenario-builder-reference-guide/HowtoCreateChatScenarioThatUsesBots |  chat scenario that uses your Watson Assistant]]
+
* [[Scenario-builder-reference-guide/HowtoCreateChatScenarioThatUsesBots |  Watson Assistantを使うチャットシナリオ]]を作成します。
* [[Tutorials-for-admins/AI/HowtoIntegrateBotswithChat |  Configure web chat to work with bots]]
+
* [[Tutorials-for-admins/AI/HowtoIntegrateBotswithChat |  ボットに対応するウェブチャットを設定します。]]

Latest revision as of 19:45, 8 April 2020

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Watson Assistantの作成方法

Bright Patternコンタクトセンターは、IBM Watsonなどのプロバイダーと統合して、チャットボットをコンタクトセンターサービスで使用できるようにします。

この記事では、 設定されたチャットサービスにおいて対話型ボットとして利用できるIBM Watson Assistant の設定方法について説明します。この記事の手順は IBM Watson Assistant と IBM Watson Assistant (Conversation)に適用されます。


統合されたWatson Assistant およびエージェントへの提案を示すチャット

手順

この手順では、初めてのWatson Assistantボットを設定するプロセスについて説明します。 Watson Assistantおよびその他のIBMリソースの詳細については、IBMの初めてのチュートリアルIBMの API リファレンスをご覧ください。

ステップ 1: AWSアカウントを作成します。

  1. 作成がまだの場合、IBM アカウントの作成を行います。このプロセスの結果、 IBMidが生成・有効化されます。

  2. IBM Cloudにサインアップします。IBM Cloud は、Watson Assistantボットなどのリソースを調整および管理する場所です。

ステップ 2: Watson Assistant をリソースとして追加します。

  1. IBMのリソースカタログ でWatson Assistantを検索します。

  2. サービス名, 地域を編集し、 リソースグループを選択します。

  3. アシスタントの作成をクリックし、Watson Assistantを追加します。

  4. アシスタントページが開き、アカウントプランタイプで利用できるスキルが表示されます。

ステップ 3: ダイヤログスキルを追加します。

スキルは、ボットを設定するためのワークスペースです(IBMのスキルは以前からワークスペースと呼ばれていました)。スキルは、 自然言語理解 (つまり、センチメント分析) をWatson Assistantに提供します。対話型ボットであるため、ライブチャット中にお客様と話すためのダイヤログスキルを作成します。

  1. ダイヤログスキルの追加をクリックします。

  2. この例では、 サンプルスキルの使用を選択し 、カスタマーケアのサンプルスキルをクリックします。これは、使用および編集するためにすでに設定されています。もう一度クリックすると、アシスタントページが開きます。ここでスキルを設定します。

    サンプルスキルの使用


ステップ 4: ダイアログスキルのインテントを作成または追加します。

サンプルスキルが選択されたため、アシスタントページにいくつかの事前に設定されたインテントが表示されます。 インテントとは、お客様が入力したキーワードによってトリガーされるアクションです。

Watsonシンタックスでは、インテントは原則としてハッシュタグ記号("#")で始まり、その後にタイトルの単語が付きます(つまり、 "to"のような前置詞または"the"冠詞でない限り、単語の最初の文字は大文字になります)。複数の単語は下線 ("_")で区切られます。

例: #Talk_to_Someone

リストの一番目のインテントをクリックして、インテントを確認します。この例では、 #Cancelをクリックしプロパティを確認しています。事前に設定された全てのインテントをそのままにするか、新しいユーザーの例を追加します。


インテントプロパティの例


インテントのプロパティ

各インテントに対して以下の項目を指定します:

  • インテント名: "#" およびテキストから成る名前(例:"#Cancel")

  • 説明:インテントの意味 (例: "現行のリクエストのキャンセル")

  • ユーザーの例:インテントをトリガーするキーワードやフレーズ (例:チャット中にお客様が入力する可能性のあるもの)。ユーザーの例が多ければ多いほどボットが役立つため、できる限り多くの例とスペル/フレーズのバリエーションを追加します。


ユーザーの例


ステップ 5: エンティティを作成します。

アシスタントページの上部にあるエンティティタブをクリックします。インテントと同様に、いくつかの事前設定されたエンティティが表示されます。 エンティティは、ボットが認識するお客様のテキストをより細かく定義する単語セットのようなものです。

Watsonシンタックスでは、エンティティは原則として"@" 記号で始まり、その後に小文字の単語が付きます。複数の単語は下線 ("_")で区切られます。

例: @zip_code

リストの一番目のエンティティをクリックして、確認します。この例では、 @holidayをクリックしそのプロパティを確認しています。この例では、事前に設定された全てのエンティティをそのままにします。


エンティティの例


エンティティのプロパティ

各エンティティに対して以下の項目を指定します:

  • エンティティ名: "@"記号とテキストから成る名前 (例: "@holiday")

  • 値の名前:エンティティに含まれる特定の単語 (例えば、 "Hanukkah" および "Christmas" は "@holiday"というエンティティに含まれます)

  • 同義語:値の名前の代わりに使える関連語(例えば、"turkey day"は"Thanksgiving"の同義語である場合があります)。同義語がわからない場合は、IBMが同義語を推奨します。


エンティティの値


ステップ 6:ダイヤログフローを設計します。

スキルページの上部にあるダイヤログタブをクリックします。ステップ3で選択されたサンプルスキルのダイヤログが表示されます。

ダイヤログは、ボットがお客様のテキストまたはアクションに応じて行うことを定義する シナリオ です。ダイアログ・フローの設計を行うにあたって、アクティブなチャット中に定義されたインテントおよびエンティティを認識するときのアクションをWatson Assistantに指示しています。ダイアログのスレッドはノードと呼ばれ、ノードはフォルダ別で保存されます。


サンプルダイヤログ


ダイアログのプロパティ

この例では、ダイアログ内のすべてをそのままにします。 "営業時間 "ノードをクリックして、そのノードのプロパティを開きます:

  • 名前:ノード名 (編集が可能です)

  • アシスタントが認識した場合:ノード名に関連するインテントを指定するためのフィールドです(例えば、"営業時間"ノードの場合、"#Customer_Care_Store_Hours" インテントで定義されているユーザーの例を認識した時にボットに対して次のアクションについて指示します)。

  • 応答:ここでエンティティを指定し、ボットがエンティティを認識したときにどのように応答するかを指定します。

    • アシスタントが認識した場合:このフィールドにエンティティを入力します ( "@"記号付き)

    • 応答:お客様へのボットの応答です。Bright Patternのエージェントデスクトップでは、このフィールドに入力された内容はボットのサジェストになります。

  • ユーザーが入力するまで待つ:お客様が入力した時にのみボットによる応答を提供します。

ステップ 7: ダイアログをテストします。

  1. ページの上部にあるテスト ボタンをクリックします。このボタンは、チャットウィンドウで作成したWatson Assistantを起動します。

  2. お客様の立場になって、テキスト入力フィールドにテキストを入力して、ボットの応答を確認します。テストツールは、入力したテキストからボットが認識するインテントとエンティティを表示します。表示されたインテントをクリックして他のインテントを選択するか、それらを無関係としてマークすることができます。

    サンプルダイアログ


IBMの書類を読んで、Watson Assistantのスキル・インテント・エンティティ・ダイアログについて理解を深めましょう。IBMの初めてのチュートリアルIBMの API リファレンスをご参照ください。

ステップ 8: Watson Assistantを追加します。

ダイアログスキルの作成完了後、Watson Assistantにスキルを割り当てます。この最後のステップは重要です。複数のWatson Assistantとスキルが設定される場合、IBMのシステムは割り当てられているものを把握しなければなりません。

  1. アシスタントの追加をクリックします。

  2. サンプルスキルの使用タブを選択します。このスキルは先ほど設定したスキルです。表示されない場合、 既存スキルの追加タブをクリックしご希望のスキルを検索します。

  3. ご希望のスキル名をクリックします。操作完了です。


スキルの追加


次のステップ

Bright Patternコンタクトセンターと統合できるWatson Assistantの基本設定が完了しました。次の操作を実行できます: