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[[File:Incoming-Callback-Reservation-Notice-533.PNG|650px|thumb|center|An agent receiving a callback reservation notification]]
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[[File:Incoming-Callback-Reservation-Notice-533.PNG|650px|thumb|center|コールバックリクエスト通知を受信するエージェント]]
  
  
== How It Works ==
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== 仕組み ==
Bright Pattern Contact Center ''Virtual Queue'' works in the following way:
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Bright Patternコンタクトセンターの ''バーチャルキュー'' の仕組みは以下の通りです:
  
For each incoming service call, the system calculates its estimated waiting time (EWT) in the queue. If this time exceeds a threshold EWT value preconfigured for the given service, the system notifies the calling customer about the wait time and offers the customer the option of receiving a callback when it is the customer's turn to be connected to an agent. The customer can request the callback to be made to the phone from which the customer is calling, or to a different number that the customer can enter using the phone keypad. The original live call is then disconnected while the customer’s position in the service queue is maintained by the system as if the customer had remained on the line, hence the name ''Virtual Queuing''.
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各受信サービスコールについて、システムはキュー内の予想待機時間(EWT)を計算します。この時間が特定のサービスに対して事前設定されたしきい値(EWT値)を超える場合、システムはお客様に待機時間を通知し、エージェントに接続する順番になったときのコールバックオプションを提供します。お客様は、現在電話をかけている電話番号またはお客様が電話のキーパッドを使って入力する別の電話番号へのコールバックを要求できます。その後、元のライブコールは終了しますが、サービスキュー内のお客様の順位は、お客様が電話を保留したまま待機しているかのように、システムによって維持されます。その機能の名前は''バーチャルキュー''です。
  
When it is the customer’s turn to be connected to an agent, the system makes an outbound call (callback) to the designated callback number. Upon answer, this call is connected to an available agent.
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エージェントに接続する順番が近づいたら、システムは指定したコールバック番号に発信(コールバック)します。お客様が応答すると、このコールは受付可能なエージェントに接続されます。
  
Initiation of the callback may be done either on prediction that an agent will become available around the expiration of EWT calculated for the given call or via explicit agent reservation.
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コールバックは、特定のコールに対して計算されたEWTの有効期限が近づくとエージェントが受付可能になるという予測、またはお客様による明示的なエージェントの予約に基づいて実行できます。
  
When agent reservation mechanism is used, the system will wait for an agent to become available before making a call. When the agent becomes available, she is reserved for the given call. The agent is then notified by a pop-up window that she has been reserved for a callback; this window includes the optional checkbox '''Dont's show this to me again''' should she not want to see the pop-up on future callback reservations.
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エージェント予約メカニズムが使用されている場合、システムは、エージェントが受付可能になるのを待ってから電話をかけます。エージェントが受付可能になると、指定されたコールに予約されます。エージェントは、コールバック用に予約されていることをポップアップウィンドウで通知されます。このウィンドウには、エージェントが今後のコールバック予約のポップアップを表示したくない場合に備えて、オプションのチェックボックス'''今後表示しない'''が含まれています。
  
  
[[File:Incoming-Callback-Reservation-Window-1-533.PNG|650px|thumb|center|The incoming callback reservation window]]
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[[File:Incoming-Callback-Reservation-Window-1-533.PNG|650px|thumb|center|受信コールバックの予約ウィンドウ]]
  
  
While explicit agent reservation guarantees agent availability to take a callback, it is less efficient in terms of agent utilization as agents will have to spend some time in a reserved state; it can be recommended for services with small numbers of agents where EWT calculation is usually less precise.
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エージェントが明示的に予約されると、エージェントによるコールバックの実行が保証されます。一方、エージェントは予約済みの状態で時間を費やさなければならないため、エージェントの効率が低下します。この機能は、EWT計算の精度が常に低くてエージェントの数が少ないサービスに最適です。
  
When the EWT-based mechanism is used, the callback attempt is made a few seconds before EWT expiration based on the prediction that an agent will have become available by the time the callback is answered by the customer. If an agent does not become available at that time, the answered call is placed in the first position in the service queue to be connected to the next available agent. An interactive voice response (IVR) announcement can be played for the answered callback to prevent the customer from hanging up a call if it cannot be immediately connected to an agent.  
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EWTベースのメカニズムの場合、コールバックの試行は、お客様がコールバックに応答するまでにエージェントが受付可能になるという予測に基づいて、EWTの有効期限が切れる数秒前に行われます。その時点でエージェントが受付不可の場合、応答されたコールはサービスキュー内で一番目とされ、次に受付可能なエージェントに接続されます。エージェントにすぐに接続できない場合にお客様が電話を切らないように、応答したコールバックに対して対話型音声応答(IVR)アナウンスが流れます。  
  
Generally, for services with larger pools of agents, the EWT-based mechanism will reliably connect answered callbacks to agents without compromising their utilization.
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原則として、エージェントのプールが大きいサービスの場合、EWTベースのメカニズムは、エージェントの効率を下げることなく、
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応答されたコールバックをエージェントに確実に接続します。
  
Subsequent processing of answered callbacks delivered to agents is no different from the processing of calls waiting in the queue.
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エージェントに配信された応答済みコールバックの後処理は、キューで待機しているコールの処理と同じです。

Latest revision as of 07:04, 29 May 2020

• English
• 5.19 • 5.3 • 5.8

概要

Bright Patternコンタクトセンターのバーチャルキューのチュートリアルは Bright Patternのバーチャルキューのオプションの設定方法、レポート統計に対する影響について説明します。

バーチャルキューイングは、コールバックオプションとも呼ばれており、受信コールセンターで使われる一般の着信呼自動分配装置(ACD)の拡張機能です。 このオプションを使うと、待機時間が長い場合、サービスキュー内の順位を維持したままの電話切断、エージェントに接続する順番が近づいたらコールバックの実施ができます。 バーチャルキューイングのメリットは次のとおりです:

  • 顧客満足度の向上:コールバックをリクエストした後、お客様は電話をかけたまま待機する必要はなく、別のことができます。
  • 放棄率の減少:お客様は、電話で待機する必要がないため、サービスリクエストを放棄する(つまり、コールバックを無視する)可能性が低くなります。
  • 通話時間の短縮:バーチャルキューで待機している顧客は、最終的にエージェントに接続されたときに、長い待ち時間に対する苦情を訴える可能性が低くなります。
  • 通信コストの削減: バーチャルキューで待機しているお客様は、音声チャネルを占有しません。


コールバックリクエスト通知を受信するエージェント


仕組み

Bright Patternコンタクトセンターの バーチャルキュー の仕組みは以下の通りです:

各受信サービスコールについて、システムはキュー内の予想待機時間(EWT)を計算します。この時間が特定のサービスに対して事前設定されたしきい値(EWT値)を超える場合、システムはお客様に待機時間を通知し、エージェントに接続する順番になったときのコールバックオプションを提供します。お客様は、現在電話をかけている電話番号またはお客様が電話のキーパッドを使って入力する別の電話番号へのコールバックを要求できます。その後、元のライブコールは終了しますが、サービスキュー内のお客様の順位は、お客様が電話を保留したまま待機しているかのように、システムによって維持されます。その機能の名前はバーチャルキューです。

エージェントに接続する順番が近づいたら、システムは指定したコールバック番号に発信(コールバック)します。お客様が応答すると、このコールは受付可能なエージェントに接続されます。

コールバックは、特定のコールに対して計算されたEWTの有効期限が近づくとエージェントが受付可能になるという予測、またはお客様による明示的なエージェントの予約に基づいて実行できます。

エージェント予約メカニズムが使用されている場合、システムは、エージェントが受付可能になるのを待ってから電話をかけます。エージェントが受付可能になると、指定されたコールに予約されます。エージェントは、コールバック用に予約されていることをポップアップウィンドウで通知されます。このウィンドウには、エージェントが今後のコールバック予約のポップアップを表示したくない場合に備えて、オプションのチェックボックス今後表示しないが含まれています。


受信コールバックの予約ウィンドウ


エージェントが明示的に予約されると、エージェントによるコールバックの実行が保証されます。一方、エージェントは予約済みの状態で時間を費やさなければならないため、エージェントの効率が低下します。この機能は、EWT計算の精度が常に低くてエージェントの数が少ないサービスに最適です。

EWTベースのメカニズムの場合、コールバックの試行は、お客様がコールバックに応答するまでにエージェントが受付可能になるという予測に基づいて、EWTの有効期限が切れる数秒前に行われます。その時点でエージェントが受付不可の場合、応答されたコールはサービスキュー内で一番目とされ、次に受付可能なエージェントに接続されます。エージェントにすぐに接続できない場合にお客様が電話を切らないように、応答したコールバックに対して対話型音声応答(IVR)アナウンスが流れます。

原則として、エージェントのプールが大きいサービスの場合、EWTベースのメカニズムは、エージェントの効率を下げることなく、 応答されたコールバックをエージェントに確実に接続します。

エージェントに配信された応答済みコールバックの後処理は、キューで待機しているコールの処理と同じです。

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