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SFDCオブジェクト用にスクリーンポップURLの配置または作成

SFDC 統合は、 原則としてSFDCシステム管理者により提供されるスクリーンポップシナリオブロックURLを使うことによって、Saleforce.com (SFDC)の特定のオブジェクトをスクリーンポップ候補とし、アクセスを可能にします。 一方、以下の手順は、SFDCオブジェクトスクリーンポップURLの作成方法を説明する例として挙げられます。

Bright Patternコンタクトセンターは、 Salesforce.com スクリーンポップ シナリオブロックを使って、エージェントデスクトップアプリケーションでSFDCレコード(オブジェクト)を表示します。このブロックは、各オブジェクトIDの選択を許可する他、更にスクリーンポップオブジェクトのSFDC URLを提供します。

ご注意: オブジェクトID URLは、Service CloudとSales Cloudで異なる場合があります。従って、一つのシナリオが企業全体に対応できない場合があります。


Sfdc-integration-guide-image36.png


Sales Cloudの SFDCスクリーンポップURLの配置

Salesforceを使って, スクリーンポップURLを介して実行したいタスクを手動で実行します。例えば、Sales Cloudにおけるアカウントと特定のコンタクトから新しいケースを開くには、次の手順に従って実行します:


ステップ 1: Sales Cloud アカウントを選んで新しいケースを作成します。

  1. Sales Cloudから > アカウントを選択します。

  2. コンタクトまでスクロールします。

  3. サンプルのコンタクトを選択します。

  4. コンタクトレコードから ケースまでスクロールし、新しいケースを選択します。図の通り、新しいケースレコードが開きます。


Sfdc-integration-guide-image37.png


ステップ 2: スクリーンポップのSFDCオブジェクトを識別するURLを設定します。

  1. ページURLを元のリンクとしてコピーします:

    https://bpdemo-dev-ed.my.salesforce.com/500/e?retURL=%2F003E000000NoeJj&def_contact_id=003E000000NoeJj&def_account_id=001E000000NK3Pl

  2. このURLは、スクリーンポップに必要なSFDCオブジェクトパラメータを識別します。SFDC URLの最初のセグメント(https://bpdemo-dev-ed.my.salesforce.com/) は不要ですので、削除します。デスクトップ統合では、設定されたドメインURLが使用されます。結果は次のとおりです:

    500/e?retURL=%2F003E000000NoeJj&def_contact_id=003E000000NoeJj&def_account_id=001E000000NK3Pl

  3. オブジェクトパラメータ (contact_idaccount_id)は、シナリオにより定義されたオブジェクト/変数に置き換えられます。例えば:

    500/e?retURL=%2F003E000000NoeJj&def_contact_id=$(SFContact.Id)&def_account_id=$(SFContact.Account.Id)


備考

一般の オブジェクトIDの識別子 (先頭の3つのフィールド文字により識別)は以下の通りです:

  • 001 = アカウント
  • 003 = コンタクト
  • 00T = タスク


原則として、 retURLまたは Return URLは、特定のオブジェクトに戻る必要がない限り、使用しません。 Return URLを削除すると、既定のアクションは元のワークオブジェクトに戻されます。

  • 削除します:
retURL=%2F003E000000NoeJj&
  • 最終 URL:
500/e?def_contact_id=$(SFContact.Id)&def_account_id=$(SFContact.Account.Id)


このURLは、 Salesforce.comスクリーンポップブロックの オブジェクトID フィールドに配置されます。


Sfdc-integration-guide-image38.png


Service Cloud (Service Console) の SFDCスクリーンポップURLの配置

Salesforceを使って, スクリーンポップURLを介して実行したいタスクを手動で実行します。例えば、Service Cloudにおけるアカウントと特定のコンタクトから新しいケースを開くには、次の手順に従って実行します:


ステップ 1: Service Cloud アカウントを選んで新しいケースを作成します。

  1. Service Cloudから > アカウントを選択します。

  2. 特定のアカウントまでスクロールします。

  3. サンプルアカウントを選択します。

  4. アカウントレコードから コンタクトまでスクロールします。

  5. 対象のサンプルコンタクトを選択します。

  6. コンタクト レコードから ケースまでスクロールし、新しいケースを選択します。新しいケースレコードが開きます。

  7. 隠れているURLを見つけるには、図に示すように 左側の下矢印をクリックします。


Sfdc-integration-guide-image39.png


ステップ 2: 新しいケースを編集します。

新しいケースを選択し、 編集リンクをクリックします。これにより 共有するリンクというダイヤログボックスが表示されます。


Sfdc-integration-guide-image40.png


共有するリンクでは以下の3つのオプションが使用できます:

  • 主なタブとサブタイトルを全て含む
  • このタブのみを含む
  • スタンダードなSalesforce URLを作成する


ステップ 3: スクリーンポップのSFDCオブジェクトを識別するURL を設定します。

  1. “このタブのみを含む”を選択し、対象のスクリーンポップ用の簡易URLを指定します。

  2. ページURLを元のリンクとしてコピーします:

    https://bpdemo-dev-ed.my.salesforce.com/console#%2F500%2Fe%3Fdef_contact_id%3D003E000000NoeJk%26def_account_id%3D001E000000NK3Pm


このURLは、スクリーンポップに必要なSFDCオブジェクトパラメータを識別します。SFDC URLの最初のセグメント(https://bpdemo-dev-ed.my.salesforce.com/) は不要ですので、削除します。デスクトップ統合では、設定されたドメインURLが使用されます。結果は次のとおりです: console#%2F500%2Fe%3Fdef_contact_id%3D003E000000NoeJk%26def_account_id%3D001E000000NK3Pm

オブジェクトパラメータ (def_contact_iddef_account_id )は、シナリオにより定義されたオブジェクト/変数に置き換えられます。

URLデータフォーマットは 以下の通りです (参考専用):

%3D = “=”

%26 = “&”

%2F = “/”

%3F = “?”

従って、結果は次のようになります:

console#%2F500%2Fe%3Fdef_contact_id%3D$(SFContact.Id)%26def_account_id%3D$(SFContact.Account.Id)

一般の オブジェクトIDの識別子 (先頭の3つのフィールド文字により識別)は以下の通りです:

  • 001 = アカウント
  • 003 = コンタクト
  • 00T = タスク

このURLは、 Salesforce.comスクリーンポップシナリオブロックの オブジェクトID フィールドに配置されます。


Sfdc-integration-guide-image41.png
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