システムアクセス制限
システムは事前定義されたIPアドレスからのアクセスを制限するように設定できます。
このようなIPアドレス範囲を設定するには、セキュリティ > システムアクセス制限へ進みます。
クライアントIPアドレスによるシステムアクセス制限
IPアドレス認証を有効にするには、このチェックボックスを選択します。
クライアントIPアドレスによるシステムへのアクセス制限を有効にする場合、 各サブセクションに対してIPアドレスを指定できます。エージェントデスクトップセクション、コンタクトセンターアプリケーションセクションおよび"アクセス権が付与されたIP範囲"セクションでは既定値は <Any>で、制限がないことを意味します。これらのセクションに対してIPアドレスを指定すると、<Any>は消えます。
IPアドレス範囲の設定
該当する権限が付与されたユーザーに対して、エージェントデスクトップおよびコンタクトセンター管理者アプリケーションへのアクセス(必要に応じてAPI経由のアクセス)が許可されるIPアドレス範囲を設定できます。設定するには、以下のセクションの追加 をクリックしなければなりません。
- 以下のIPアドレス範囲からエージェントデスクトップとコンタクトセンター管理者アプリケーションへのアクセスを許可する - 指定されたIPアドレスよりこれらのBright Patternアプリケーションへのアクセスを許可します。既定値は<Any>です。
- 以下のIPアドレス範囲から"アクセス権が付与されたIP範囲"のユーザーに対してアクセスを許可する - 管理者などのユーザーに対して指定されたIPアドレス(例えば、喫茶店などの公共の場所)よりシステムへのログインを許可します。既定値は<Any>です。
- 以下のIPアドレスレンジからAPIアクセスを許可する - API経由のアクセスを許可します。
ご希望のIPアドレス範囲は、ベースIPアドレスとマスクの組み合わせとして表します。マスクは、ベースIPアドレスのどのビットが固定で、どのビットが可変であるかを定義するために使用されます。 1ビットは固定、0ビットは可変の場合に使われます。可変ビットを使用すると、ご希望の範囲が設定されます。
使用例
設定が以下の通りである場合、システムアクセス制限はアドレス 192.168.64.0 から 192.168.64.63までの範囲に適用されます。
- アドレス: 192.168.64.63
- マスク: 255.255.255.192
設定が以下の通りである場合、システムアクセス制限はアドレス 192.168.64.128から 192.168.64.192までの範囲に適用されます。