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= ハードフォン=
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=ハードフォン=
ハードフォンは、コール処理を行うために特別に設計された電話デバイスです。ハードフォンは、ログイン時にユーザーによって設定されるソフトフォンと違って、専用の内線番号が付きます。 Bright Patternコンタクトセンターでは、エージェントデスクトップアプリケーションにログインしている間に、ユーザーが[[ agent-guide/SelectingaPhoneDevice|電話デバイス]]の設定で''内線電話'' オプションを選択し、ハードフォン番号を指定すると、ユーザーとハードフォン番号の関連付けが行われます。このような関連付けは、ログインセッション中に維持されます。ユーザーがログアウトすると、別のユーザーが同じログイン手順に従って同じハードフォンデバイスでログインできます。
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ハードフォンは、処理済みのコール専用に設計されたテレフォニーデバイスである。現在ログオンしているユーザーによって内線が定義されるソフトフォンとは異なり、ハードフォンは独自の内線番号を持っています。Bright Pattern Contact Centerでは、ユーザーとハードフォン番号の関連付けは、通常、エージェントデスクトップアプリケーションにログイン中に、ユーザーがオプション''An internal phone''for the phoneを選択したときに確立されます。 [[agent-guide/SelectingaPhoneDevice|電話デバイス]]設定を選択し、ハードフォン番号を指定することで確立されます。このような関連付けは、ログインセッションの間、維持されます。ユーザーがログアウトした後、別のユーザーは、同じログイン手順に従って、同じハードフォンデバイスでログインできます。
  
パーソナルデスクにハードフォンが常にインストールされているユーザーの場合、前述の関連付けが別の方法で行われます:当該のハードフォンがユーザーの設定で既定のハードフォン番号として割り当てられます(''ユーザー''''既定のハードフォン番号''というプロパティを参照)。この場合、ユーザは、ログイン時にデバイスの設定を行うにあたって''既定の番号''のオプションを選択します。
+
パーソナルデスクに恒久的に割り当てられたハードフォンを設置しているユーザーの場合、別のタイプの関連付けを確立することができ、そのような電話番号はユーザー設定の既定ハードフォン番号として割り当てられます(セクション「''ユーザー''」、プロパティ「''既定(デフォルト)ハードフォン番号''」を参照)。このケースでは、ユーザーはログイン時に電話デバイス設定で''既定(デフォルト)番号''オプションを選択します。
  
Bright Patternコンタクトセンターでハードフォンを作成した後、ハードフォンデバイス自体は対応する内線番号用に関連づけし、システム内で登録しなければなりません。
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ブライトパターンコンタクトセンター設定でハードフォンが作成された後、ハードフォンデバイス自体が対応する内線番号で設定され、システムに登録されなければなりません。
  
== 要件 ==
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==必須==
サードパーティのコールをコントロールするBroadworks SIP Access Side拡張インターフェイスを実装することで、保留機能およびダイヤルアウト時の自動応答が機能するには、ハードフォンが必要です。詳しい情報については、[https://docplayer.net/3178297-Broadworks-sip-access-side-extensions-interface-specifications-release-13-0-version-1.html Broadworks SIP Access Side 拡張インターフェイス仕様]をご覧ください。
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ダイヤル発信時の保留および自動応答が機能するためには、ハードフォンがサードパーティ発信コントロール用のBroadworks SIP Access Side Extensions Interfaceを実装する必要があることに注意してください。詳細については [https://docplayer.net/3178297-Broadworks-sip-access-side-extensions-interface-specifications-release-13-0-version-1.html Broadworks SIP アクセス側内線インターフェースの仕様].
  
== 設定とセットアップ ==
+
==設定とセットアップ==
ハードフォンの設定を手動で行う場合、ハードフォンデバイスに付属するマニュアルを参照してください。Bright Patternコンタクトセンターでは、Polycom IP電話に対して自動プロビジョニングが行われます (詳しい情報は、''電話の MACアドレス''というオプションをご覧ください)。
+
ハードフォンの手動設定手順については、ハードフォンデバイスに付属のマニュアルを参照してください。Bright Pattern Contact Center は、Polycom IP 電話の自動プロビジョニングもサポートしています(詳細については、以下のオプション''電話 MAC アドレスを''参照してください)。
  
ハードフォンの設定、ハードフォンのリアルタイム状態の取得、コール転送機能の設定を行うには、 ''ディレクトリ''メニューより'''ハードフォン'''のオプションを選択します。
+
ハードフォンの設定、リアルタイムのステータスの取得、転送オプションを設定するには、''ディレクトリ''メニューから'''ハードフォンオプションを'''選択します。
  
  
[[File:Hardphones-Config-53.PNG|thumb|800px|center|ディレクトリ > ハードフォン]]
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[[File:Hardphones-Config-53.PNG|thumb|800px|center|ディレクトリ > ハードフォン]]
  
  
== 画面のプロパティ ==
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==画面のプロパティ==
''ハードフォン''の画面プロパティは、電話・認証・転送という3つのタブで構成されています。 設定内容は以下の通りです。
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''ハードフォン''画面のプロパティは3つのタブに整理されています:電話」、「認証」、「転送」です。これらの設定について、以下に説明します。
  
=== 電話タブ ===
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===電話]タブ===
==== 番号 ====
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====電話番号====
''番号'' とは、ハードフォンの内線番号を意味します。このフィールドの入力が必須であり、コンタクトセンター内でユニークな番号を入力しなければなりません。 コンタクトセンターでソフトフォンとハードフォンの両方が使われている場合、 [[contact-center-administrator-guide/Softphones|ソフトフォン]]に割り当てられた番号を含む、全ての内線番号を調べて一意性を確認します。
+
''番号は''ハードフォンの内線番号です。この必須フィールドは、コンタクトセンター内で一意でなければなりません。コンタクトセンターでソフトフォンとハードフォンの両方を使用している場合は、ソフトフォンに割り当てられた内線番号も含め、内線番号の全範囲で一意でなければならないことに注意してください。 [[contact-center-administrator-guide/Softphones|ソフトフォン]].
  
==== 発信者 ID ====
+
====発信元番号====
''発信者 ID''とは、電話がかかっている場合、他のユーザーの画面に表示される発信者の名前を意味します。
+
''発信元 ID''は、この電話から発信があったときに、他のユーザーに表示される名前です。
  
==== MAC アドレス ====
+
====MACアドレス====
''MACアドレス''とは、物理ネットワークでのハードフォンデバイスのユニークなIDを意味します。このパラメータはオプションであり、対応のハードフォンモデルの自動プロビジョニングに使われます。MACアドレスの入力および変更により、認証が有効になり、電話のパスワード変更が必要になります (以下の ''認証''画面を参照)。
+
''MAC''アドレスは、物理ネットワーク上のハードフォンデバイスの一意の識別子です。このパラメータはオプションで、サポートされるハードフォンモデルの自動プロビジョニングのために使用されます。MACアドレスを入力または変更すると、自動的に認証が有効になり、電話の新しいパスワードが必要になります (以下の「''認証」''画面を参照)。
  
==== 電話の動的登録名 ====
+
====電話は次のように動的に登録されます。====
''電話の動的登録名''とは、ハードフォンのユニークな登録名を意味します。 登録名には、内線番号とテナントアクセスドメイン名が含まれます。
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''電話は''、内線番号とテナントアクセスドメイン名からなる固有のハードフォン登録名として動''的に登録''されます。
  
=== 認証タブ ===
+
===認証タブ===
====ユーザー名 ====
+
====ユーザー名====
''ユーザー名''とは、ハードフォンの認証に使うユーザー名おを意味します。 このフィールドは入力必須です。
+
''ユーザー''名はハードフォンの認証用ユーザー名です。このフィールドは必須です。
  
==== 新しいパスワード ====
+
====新規パスワード====
''新しいパスワード''は、選択されたハードフォンのパスワードを変更する際に使われます。このフィールドに新しいパスワードを入力してください。
+
''新規パスワードは''選択済ハードフォンのパスワード変更に使用します。新規パスワードをここに入力します。
  
==== パスワードの確認 ====
+
====パスワードの確認====
''パスワードの確認''は、パスワードの確認フィールド(必須項目)です。
+
''パスワードの確認は''必須項目です。
  
==== パスワードの生成 ====
+
====パスワードを生成する====
システムでハードフォン用のランダムなパスワードを生成するには、このボタンを使います。生成されたパスワードは、ポップアップウィンドウを閉じるまでクリアテキストで表示されます。従って、生成されたパスワードをメモし、ハードフォンのユーザーに直ちに伝えなければならない。その後の表示試行では、パスワードはマスクされます。
+
このボタンを使用して、システムにハードフォンのランダム化パスワードを生成させます。生成されたパスワードはポップアップウィンドウを閉じるまで消去テキストでのみ表示されることに注意してください。そのため、生成されたらすぐにメモを取り、ハードフォンのユーザーに伝える必要があります。パスワードは、その後の試行ではマスクされます。
  
=== 転送タブ ===
+
===転送タブ===
==== 一般情報 ====
+
====一般情報====
''転送'' タブは、ハードフォン内線番号に関連する電話転送設定を含めます。 この設定は、ユーザがハードフォンを使って一時的にログインしている場合も、当該のハードフォンが常設(既定)のハードフォンとして使われる場合も適用されます。
+
''転送]''タブには、ハードフォン内線に関連するコール転送設定が含まれます。これらの設定は、ユーザーが一時的にハードフォンでログインするか、誰かの常設 (既定) ハードフォンとして使用するかに関係なく適用されます。
  
=== 内線番号...へ入るコールの転送先 ===
+
====内線番号のすべてのコールを転送...====
''内線番号...へ入るコールの転送先''は、ハードフォンの ''内線番号''の転送機能が有効になっているかどうかを示します。
+
''Forward all calls for ext''...は、ハードフォンの内線で発信転送が有効になっているかどうかを示します。
  
=== 「to」フィールド ===
+
====まで====
このフィールドには、コールの転送先が表示されます。  ''内線番号…へ入るコールの転送先'' チェックボックスを選択した場合、転送先の電話番号を指定してください。
+
このフィールドは、着信コールの転送先の電話番号です。''すべてのコールを内線に転送''...」チェックボックスが選択済の場合に指定する必要があります。
  
===転送開始までの時間===  
+
====転送応答なしタイムアウト====
''転送開始までの時間''は、ユーザがログイン中に応答できない場合に、着信がご指定の電話番号へ転送されるまでの秒数を示します。  ''内線番号…へ入るコールの転送先'' チェックボックスを選択した場合、転送開始までの時間を指定してください。 即時(無条件)転送の場合、時間を0に指定してください。
+
''転送応答なしタイムアウトは''、ユーザーがログオンしていて応答しなかった場合に、着信コールが特定された番号に転送されるまでの時間(秒)です。''すべてのコールを内線に転送''...チェックボックスが選択済の場合は、この時間を指定する必要があります。即時転送(無条件転送)の場合は、タイムアウトを0に設定します。
  
ユーザが話中またはログアウト中の場合、着信は設定詳細と関係なく、ご指定の番号へ即時に転送されます。
+
ユーザーが応答不能(話中またはログアウト中)の場合、この設定に関係なく、着信は即座に指定した番号に転送されます。

Latest revision as of 11:35, 29 May 2024

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ハードフォン

ハードフォンは、処理済みのコール専用に設計されたテレフォニーデバイスである。現在ログオンしているユーザーによって内線が定義されるソフトフォンとは異なり、ハードフォンは独自の内線番号を持っています。Bright Pattern Contact Centerでは、ユーザーとハードフォン番号の関連付けは、通常、エージェントデスクトップアプリケーションにログイン中に、ユーザーがオプションAn internal phonefor the phoneを選択したときに確立されます。 電話デバイス設定を選択し、ハードフォン番号を指定することで確立されます。このような関連付けは、ログインセッションの間、維持されます。ユーザーがログアウトした後、別のユーザーは、同じログイン手順に従って、同じハードフォンデバイスでログインできます。

パーソナルデスクに恒久的に割り当てられたハードフォンを設置しているユーザーの場合、別のタイプの関連付けを確立することができ、そのような電話番号はユーザー設定の既定ハードフォン番号として割り当てられます(セクション「ユーザー」、プロパティ「既定(デフォルト)ハードフォン番号」を参照)。このケースでは、ユーザーはログイン時に電話デバイス設定で既定(デフォルト)番号オプションを選択します。

ブライトパターンコンタクトセンター設定でハードフォンが作成された後、ハードフォンデバイス自体が対応する内線番号で設定され、システムに登録されなければなりません。

必須

ダイヤル発信時の保留および自動応答が機能するためには、ハードフォンがサードパーティ発信コントロール用のBroadworks SIP Access Side Extensions Interfaceを実装する必要があることに注意してください。詳細については Broadworks SIP アクセス側内線インターフェースの仕様.

設定とセットアップ

ハードフォンの手動設定手順については、ハードフォンデバイスに付属のマニュアルを参照してください。Bright Pattern Contact Center は、Polycom IP 電話の自動プロビジョニングもサポートしています(詳細については、以下のオプション電話 MAC アドレスを参照してください)。

ハードフォンの設定、リアルタイムのステータスの取得、転送オプションを設定するには、ディレクトリメニューからハードフォンオプションを選択します。


ディレクトリ > ハードフォン


画面のプロパティ

ハードフォン画面のプロパティは3つのタブに整理されています:電話」、「認証」、「転送」です。これらの設定について、以下に説明します。

電話]タブ

電話番号

番号はハードフォンの内線番号です。この必須フィールドは、コンタクトセンター内で一意でなければなりません。コンタクトセンターでソフトフォンとハードフォンの両方を使用している場合は、ソフトフォンに割り当てられた内線番号も含め、内線番号の全範囲で一意でなければならないことに注意してください。 ソフトフォン.

発信元番号

発信元 IDは、この電話から発信があったときに、他のユーザーに表示される名前です。

MACアドレス

MACアドレスは、物理ネットワーク上のハードフォンデバイスの一意の識別子です。このパラメータはオプションで、サポートされるハードフォンモデルの自動プロビジョニングのために使用されます。MACアドレスを入力または変更すると、自動的に認証が有効になり、電話の新しいパスワードが必要になります (以下の「認証」画面を参照)。

電話は次のように動的に登録されます。

電話は、内線番号とテナントアクセスドメイン名からなる固有のハードフォン登録名として動的に登録されます。

認証タブ

ユーザー名

ユーザー名はハードフォンの認証用ユーザー名です。このフィールドは必須です。

新規パスワード

新規パスワードは選択済ハードフォンのパスワード変更に使用します。新規パスワードをここに入力します。

パスワードの確認

パスワードの確認は必須項目です。

パスワードを生成する

このボタンを使用して、システムにハードフォンのランダム化パスワードを生成させます。生成されたパスワードはポップアップウィンドウを閉じるまで消去テキストでのみ表示されることに注意してください。そのため、生成されたらすぐにメモを取り、ハードフォンのユーザーに伝える必要があります。パスワードは、その後の試行ではマスクされます。

転送タブ

一般情報

転送]タブには、ハードフォン内線に関連するコール転送設定が含まれます。これらの設定は、ユーザーが一時的にハードフォンでログインするか、誰かの常設 (既定) ハードフォンとして使用するかに関係なく適用されます。

内線番号のすべてのコールを転送...

Forward all calls for ext...は、ハードフォンの内線で発信転送が有効になっているかどうかを示します。

まで

このフィールドは、着信コールの転送先の電話番号です。すべてのコールを内線に転送...」チェックボックスが選択済の場合に指定する必要があります。

転送応答なしタイムアウト

転送応答なしタイムアウトは、ユーザーがログオンしていて応答しなかった場合に、着信コールが特定された番号に転送されるまでの時間(秒)です。すべてのコールを内線に転送...チェックボックスが選択済の場合は、この時間を指定する必要があります。即時転送(無条件転送)の場合は、タイムアウトを0に設定します。

ユーザーが応答不能(話中またはログアウト中)の場合、この設定に関係なく、着信は即座に指定した番号に転送されます。

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