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= ダイヤルアウトエントリー=
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=ダイヤルアウトエントリー=
ダイヤルアウトエントリーによって、コンタクトセンターの内線番号からのコールの発信方法が決まります。システムは、発信番号の最初の数字(または一連の数字)を分析して、発信コールとして認識します。ダイヤルアウトエントリーは、初期設定上でこれらの発信コールに関連付けられるサービスの表示、これらのコールの発信者IDの設定にも使用されます。
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ダイヤルアウトエントリーは、コンタクトセンターの内線からのアウトバウンドコールの発信方法を定義します。システムは、ダイヤルされた番号の最初の桁(または一連の桁)を分析することで、呼をアウトバウンドコールとして認識します。ダイヤルアウトエントリーはまた、既定(デフォルト)でこのようなアウトバウンドコールに関連付けられるサービスを示し、これらのコールの発信元ID(複数可)を設定するためにも使用されます。
  
'''ご注意:'''
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'''以下のメモに注意:'''
*''顧客番号を転送とコンサルテーションコールに使う'' というオプションを有効にするには、元の発信者番号を使って転送する機能をアカウントで有効にしなければならない。この機能が有効になっているかどうかについて確認するには、ダイヤルアウトエントリー画面プロパティの''顧客番号を転送とコンサルテーションコールに使う''チェックボックス(以下参照)を見てください。表示されない場合、サービスプロバイダーにお問い合わせください。
+
*''転送およびコンサルテーションコールで顧客番号を使用''する機能を使用するには、元の発信者番号でコールを転送する機能がアカウントで有効になっている必要があります。この機能がアカウントで有効になっているかどうかは、ダイヤルアウトエントリー画面のプロパティペインで、[''転送およびコンサルテーションコールでカスタム番号を''使用する] チェックボックス (下記参照) を確認することで確認できます。チェックボックスがない場合は、サービスプロバイダにお問い合わせください。
  
*発信者IDを設定する前に、発信者IDとして送信できるものに関する貴社の地域で適用される法的要件と制限を全て確認してください。
+
* 発信元IDを設定する前に、お客様が事業を行っている法域で発信元IDとして送信できるすべての法的要件および制限を確認してください。
  
  
コンタクトセンター管理者アプリケーションでダイヤルアウトエントリーを設定するには、''設定 > ディレクトリ > ダイヤルアウトエントリー''へ移動します。
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Contact Center Administrator アプリケーションでダイヤルアウトエントリーを設定するには、''[ 設定 ] > [ ディレクトリ ] > [ ダイヤルアウトエントリー''] を開きます。
  
  
[[File:Dial-Out-Entries-5312.PNG|thumb|800px|center|ディレクトリ > ダイヤルアウトエントリー]]
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[[File:2021.10.15_NewAD_OmniDID.DialOutEntries.png|thumb|650px|center|ディレクトリ > ダイヤルアウトエントリー]]
  
  
=== ダイヤルアウトエントリー ===
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===ダイヤルアウトエントリー===
''ダイヤルアウトエントリー''の画面プロパティは以下の通りです:
+
''ダイヤルアウトエントリー''画面のプロパティは以下の通りである。
  
==== 数字 ====
+
====桁数====
''数字'' とは、プライベート電話ネットワークの内線番号からダイヤルするときに発信コールが要求されたことを示す数字です。この数字には、国際電話を示すプラス記号(+)を付けることができます。このパラメータは必須であり、コンタクトセンター内で一意でなければなりません。
+
''ダイヤルとは''、プライベート電話網の内線から発信されたときに、アウトバウンドコールが要求されていることを示す数字です。この設定には、国際コールを示すプラス(+)記号を含めることができます。このパラメータは必須で、コンタクトセンター内で一意でなければなりません。
  
==== プレフィックス ====
+
====プレフィックス====
''プレフィックス''は、前項の番号がPTSN番号の一部ではなく、プライベート電話ネットワーク内で使用されることを示します。
+
''Is a prefixは''、上記の番号がPSTN番号の一部ではなく、プライベート電話ネットワーク内でのみ使用されるプレフィックスであるかどうかを示します。
  
==== プレフィックスの削除 ====
+
====プレフィックス消去====
''プレフィックスの削除''は、 ''数字''パラメータで指定された数字を、プライベート電話ネットワークから発信した番号を外部へ配信する前に削除するかどうか、示します。
+
''プレフィックス''消去] は、ダイヤルした番号をプライベート電話網の外部に送信する前に、[''ダイヤル数]''パラメータで指定した桁を消去するかどうかを示します。
  
==== プレフィックスの挿入 ====
+
====プレフィックス挿入====
''プレフィックスの挿入'' は、プライベート電話ネットワークから発信した番号を外部へ配信する前にその番号の前に付ける数字 (例えば、国際電話の場合、 "011") を示します。数字には、国際電話を示すプラス記号(+)を付けることができます。
+
''Insert''prefix は、ダイヤルした番号をプライベート電話網の外部に送信する前に、番号の前に付加する桁数 (国際電話の場合は「011」など) を示します。この数字には、国際電話を示すプラス(+)記号を含めることができます。
  
==== サービスの設定 ====
+
====サービス設定====
''サービスの設定''とは、特定の ''番号''に関連するサービスを設定するためのプロパティです。 発信コールとサービスの関連付けが任意であり、個別サービスごとに発信コールの件数を確認する(例えば、レポート作成または請求書発行などの目的)のに便利です。
+
''設定''した''番号に''関連するサービスを設定します。アウトバウンドコールとサービスの関連付けはオプションで、異なるサービスに関して発信されたコールを個別にカウントできるようにする場合に便利です(報告および/または請求の目的など)。
  
発信コールは、エージェントデスクトップアプリケーションからご希望のサービスを直接選ぶことによって、サービスに関連付けられます。矛盾が生じた場合、エージェントが選択したサービスは、この設定で選択されたサービスより優先されます。詳しい情報は、''エージェントガイド''の [[agent-guide/HowtoMakeanOutboundCall|外線電話のかけ方]]をご覧ください。
+
エージェントデスクトップアプリケーションから希望のサービスを直接選択することで、アウトバウンドコールをサービスに関連付けることもできます。競合するケースの場合、エージェントが明示的に選択済のサービスが、この設定により定義されたサービスより優先されます。詳細については、セクション [[agent-guide/HowtoMakeanOutboundCall|アウトバンドコールのかけ方]]をご参照ください''。''
  
==== SIP REFERを使ってトランクトロンボーンコールの転送 ====
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====元のコールのキャリアに転送されたコールでネットワーク転送(SIP REFER)を許可する====
このオプションが選択されていると、コールがコンタクトセンターで受信され、エージェントが転送を希望する場合、およびSIPプロバイダーがSIP REFERをサポートする場合、およびコールが同じプロバイダーを経由して戻ってくる場合、''次に''SIP REFERメッセージがプロバイダーに送信され、プロバイダーによってコールが宛先に転送されます。
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このオプションが選択済の場合、コンタクトセンターにかかってきたコールでエージェントが転送を行いたい場合、SIPプロバイダがSIP REFERをサポートしており、コールが同じプロバイダを経由して戻ってくる場合''''SIP REFERメッセージがプロバイダに送信され、コールはプロバイダによって転送先に誘導されます。
  
Note that prior to Bright Pattern Contact Center version 5.5.5, this setting was known as ''Transfer trunk trombone calls using SIP REFER''.
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Bright Pattern Contact Centerバージョン5.5.5以前では、この設定は''SIP REFERを使用したトランクトロンボーン転送コール''として知られていたことに注意してください。
  
==== 顧客番号を転送とコンサルテーションコールに使う ====
+
====転送とコンサルテーションコールでカスタマーパーティー番号を使用する====
このオプションは、元のサービスコールの顧客番号(知っている場合)が、このダイヤルアウトエントリーを使って関連の発信コール(つまり、外部のコンサルテーションコール、2ステップとブラインド転送、シナリオを使って外部へ転送されるコール)を行う時に発信者IDとして使用できるかどうかを示します。このオプションを有効にすると、元のコールが受信コール・通常の発信コール、またはキャンペーンコールのいずれかであるにもかかわらず、元のコールの発信者IDが伝えられます。
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このオプションは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信された関連アウトバウンドコール(すなわち、外部コンサルテーションコール、2ステップおよびブラインド転送、シナリオ経由の外部宛先への転送)の発信元番号として、元のサービスコールの顧客番号が使用可能な場合に使用するかどうかを示します。このオプションを有効にすると、発信元コールがインバウンド、通常のアウトバウンド、キャンペーンコールのいずれであっても、発信元コールの発信者IDが中継される。
  
'''ご注意:''' このオプションは、コンタクトセンターで使用する前に、サービスプロバイダーがそれを有効にしなければなりません。このオプションがサービスプロバイダーによって有効にされない場合、発信者IDの設定は以下のいずれかの方法で行われます。
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'''メモ:'''このオプションをコンタクトセンターで使用するには、サービスプロバイダーが明示的に有効にする必要があります。サービスプロバイダによってこのオプションが有効になっていない場合、発信元IDは次のいずれかの方法に従って設定されます。
  
==== 内線電話のダイレクトマッピング ====
+
====内線電話の直接マッピング====
''内線電話のダイレクトマッピング ''を使うと、このダイヤルアウトエントリーを使って発信コールをする際に、発信者IDが表示される内線番号を選択できます。これらの番号は、外部へ直接アクセスできる [[contact-center-administrator-guide/AccessNumbers|アクセス番号]]が割り当てられたDID内線番号です。内線番号を選択するには、'''編集'''をクリックします。
+
''内線''電話のダイレクトマッピングでは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信する際に、パーソナル発信元IDが表示される内線を選択できます。通常、これらの内線は、外部からの直接アクセス番号を持つDID内線です。 [[contact-center-administrator-guide/AccessNumbers|アクセス番号]]割り当てられているDID内線です。このような内線を選択するには、'''編集を'''クリックします。
  
上記の設定が適用された場合、このオプションは無視されます。
+
上記の設定が適用されるケースでは、このオプションは無視されます。
  
==== サービス情報が利用できるときはサービス設定の発信者IDを使用しますが、そうでない場合はこの番号を使用します ====
+
====サービス情報が利用可能な場合はサービス設定から発信元番号を使用し、そうでない場合はこの番号を使用します。====
このオプションは、当該のコールに対してサービスが手動で選択されない限り(上記の''サービスの設定''を参照)、このダイヤルアウトエントリーによって発信されたコールを受信する被呼者の画面で表示される番号を指定します。
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このオプションは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信されたコールを受信したときに、発信当事者に表示される番号を指定します。ただし、このコールに対してサービスが手動で選択されている場合は除きます(上記のプロパティ''[サービスを設定]''の説明を参照)。
  
発信コールに対してサービスが手動で選択された場合、選択したサービスの発信者ID(番号)のいずれかが表示されます。 詳しい情報は、 [[contact-center-administrator-guide/NumbersTab|サービスおよびキャンペーン - 番号タブ]]をご覧ください。
+
アウトバウンドコールでサービスが手動で選択された場合、選択済 みサービスの発信元IDとして指定された番号のいずれかが表示される。詳細については、セクション [[contact-center-administrator-guide/NumbersTab|サービスとキャンペーン - 番号]タブ]].
  
上記の2つの設定のいずれかが適用された場合、このオプションは無視されます。
+
上記2つの設定のいずれかが適用されるケースでは、このオプションは無視されます。
  
==== *<内線番号> を発信者IDへの追加 ====
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====発信元番号に *<extension> を付加する====
この設定により、このダイヤルアウトエントリーで選択したアクセス番号に、ユーザーの内線番号を発信者番号として追加できます。この設定では、番号と内線番号の間に配置される'''*''' 記号が追加されます。この設定は、クラウドPBXシステムに接続するテナントPBXトランクに関連します。
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この設定では、このダイヤルアウトエントリーで選択済のアクセス番号に、ユーザーの内線を発信者番号として追加できます。この設定により、内線と'''*'''記号が追加され、番号と内線の間に配置されます。この設定は、クラウドPBXシステムに接続するテナントPBXトランクに関連することに注意してください。

Latest revision as of 11:35, 29 May 2024

• English
• 5.19 • 5.3 • 5.8

ダイヤルアウトエントリー

ダイヤルアウトエントリーは、コンタクトセンターの内線からのアウトバウンドコールの発信方法を定義します。システムは、ダイヤルされた番号の最初の桁(または一連の桁)を分析することで、呼をアウトバウンドコールとして認識します。ダイヤルアウトエントリーはまた、既定(デフォルト)でこのようなアウトバウンドコールに関連付けられるサービスを示し、これらのコールの発信元ID(複数可)を設定するためにも使用されます。

以下のメモに注意:

  • 転送およびコンサルテーションコールで顧客番号を使用する機能を使用するには、元の発信者番号でコールを転送する機能がアカウントで有効になっている必要があります。この機能がアカウントで有効になっているかどうかは、ダイヤルアウトエントリー画面のプロパティペインで、[転送およびコンサルテーションコールでカスタム番号を使用する] チェックボックス (下記参照) を確認することで確認できます。チェックボックスがない場合は、サービスプロバイダにお問い合わせください。
  • 発信元IDを設定する前に、お客様が事業を行っている法域で発信元IDとして送信できるすべての法的要件および制限を確認してください。


Contact Center Administrator アプリケーションでダイヤルアウトエントリーを設定するには、[ 設定 ] > [ ディレクトリ ] > [ ダイヤルアウトエントリー] を開きます。


ディレクトリ > ダイヤルアウトエントリー


ダイヤルアウトエントリー

ダイヤルアウトエントリー画面のプロパティは以下の通りである。

桁数

ダイヤルとは、プライベート電話網の内線から発信されたときに、アウトバウンドコールが要求されていることを示す数字です。この設定には、国際コールを示すプラス(+)記号を含めることができます。このパラメータは必須で、コンタクトセンター内で一意でなければなりません。

プレフィックス

Is a prefixは、上記の番号がPSTN番号の一部ではなく、プライベート電話ネットワーク内でのみ使用されるプレフィックスであるかどうかを示します。

プレフィックス消去

プレフィックス消去] は、ダイヤルした番号をプライベート電話網の外部に送信する前に、[ダイヤル数]パラメータで指定した桁を消去するかどうかを示します。

プレフィックス挿入

Insertprefix は、ダイヤルした番号をプライベート電話網の外部に送信する前に、番号の前に付加する桁数 (国際電話の場合は「011」など) を示します。この数字には、国際電話を示すプラス(+)記号を含めることができます。

サービス設定

設定した番号に関連するサービスを設定します。アウトバウンドコールとサービスの関連付けはオプションで、異なるサービスに関して発信されたコールを個別にカウントできるようにする場合に便利です(報告および/または請求の目的など)。

エージェントデスクトップアプリケーションから希望のサービスを直接選択することで、アウトバウンドコールをサービスに関連付けることもできます。競合するケースの場合、エージェントが明示的に選択済のサービスが、この設定により定義されたサービスより優先されます。詳細については、セクション アウトバンドコールのかけ方をご参照ください

元のコールのキャリアに転送されたコールでネットワーク転送(SIP REFER)を許可する

このオプションが選択済の場合、コンタクトセンターにかかってきたコールでエージェントが転送を行いたい場合、SIPプロバイダがSIP REFERをサポートしており、コールが同じプロバイダを経由して戻ってくる場合SIP REFERメッセージがプロバイダに送信され、コールはプロバイダによって転送先に誘導されます。

Bright Pattern Contact Centerバージョン5.5.5以前では、この設定はSIP REFERを使用したトランクトロンボーン転送コールとして知られていたことに注意してください。

転送とコンサルテーションコールでカスタマーパーティー番号を使用する

このオプションは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信された関連アウトバウンドコール(すなわち、外部コンサルテーションコール、2ステップおよびブラインド転送、シナリオ経由の外部宛先への転送)の発信元番号として、元のサービスコールの顧客番号が使用可能な場合に使用するかどうかを示します。このオプションを有効にすると、発信元コールがインバウンド、通常のアウトバウンド、キャンペーンコールのいずれであっても、発信元コールの発信者IDが中継される。

メモ:このオプションをコンタクトセンターで使用するには、サービスプロバイダーが明示的に有効にする必要があります。サービスプロバイダによってこのオプションが有効になっていない場合、発信元IDは次のいずれかの方法に従って設定されます。

内線電話の直接マッピング

内線電話のダイレクトマッピングでは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信する際に、パーソナル発信元IDが表示される内線を選択できます。通常、これらの内線は、外部からの直接アクセス番号を持つDID内線です。 アクセス番号割り当てられているDID内線です。このような内線を選択するには、編集をクリックします。

上記の設定が適用されるケースでは、このオプションは無視されます。

サービス情報が利用可能な場合はサービス設定から発信元番号を使用し、そうでない場合はこの番号を使用します。

このオプションは、このダイヤルアウトエントリーを経由して発信されたコールを受信したときに、発信当事者に表示される番号を指定します。ただし、このコールに対してサービスが手動で選択されている場合は除きます(上記のプロパティ[サービスを設定]の説明を参照)。

アウトバウンドコールでサービスが手動で選択された場合、選択済 みサービスの発信元IDとして指定された番号のいずれかが表示される。詳細については、セクション サービスとキャンペーン - 番号]タブ.

上記2つの設定のいずれかが適用されるケースでは、このオプションは無視されます。

発信元番号に *<extension> を付加する

この設定では、このダイヤルアウトエントリーで選択済のアクセス番号に、ユーザーの内線を発信者番号として追加できます。この設定により、内線と*記号が追加され、番号と内線の間に配置されます。この設定は、クラウドPBXシステムに接続するテナントPBXトランクに関連することに注意してください。

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