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リモートデスクトップでソフトフォン Soloを設定する方法

この記事では、リモートデスクトップ用にソフトフォン Soloを設定する方法について説明します。ソフトフォンSoloは、ユーザーのメインクライアントマシンの外部に、Bright Patternのエージェントデスクトップヘルパーアプリケーションコンポーネント(つまり、 bpclient.exe)のソフトフォン機能をインストールするアプリケーション(Windows)です。

ソフトフォンSoloが設定されている場合、コンタクトセンターのユーザーは、エージェントデスクトップヘルパーアプリケーションコンポーネントをダウンロードしてインストールしなくても、リモートセッションを通じてエージェントデスクトップでソフトフォン機能を使用できます。

手順

この手順では、ソフトフォンSoloを既定のハードフォンとして、特定の番号と一緒にエージェントデスクトップの各ユーザーに対して割り当てます。

ステップ 1: コンタクトセンターのハードフォンを設定します。

  1. コンタクトセンター管理者アプリケーションにログインし、 設定>ディレクトリ>ハードフォン セクションに移動します。

  2. ハードフォンの追加 (“+”) をクリックし、新しいハードフォンを追加します。

  3. プロパティ タブで以下を設定します:

    1. 番号 :リモートセッションでエージェントデスクトップにログインするユーザーに使用される番号 (例えば、“5001”) です。ユーザーの内線番号の範囲とは異なる番号を選択します。

    2. 発信者 ID:オプションです。空白のままでも構いません。

    3. MACアドレス:空白のままにします。

      ハードフォンプロパティ


  4. 認証タブで以下をせってします:

    1. ユーザー名:ハードフォン番号を設定します (例えば、 “5001”)

    2. パスワード:任意に設定できますが、設定時にコンタクトセンターのパスワードポリシーのルールに従ってください。

      ハードフォン認証


  5. 画面の下にある 適用をクリックし、変更を保存します。

手順2:エージェントの既定の電話番号を設定します。

ベストプラクティスとして、エージェントの既定の電話番号を設定します。これは、エージェントがエージェントデスクトップでコールを発信するために使用する番号です。この設定はソフトフォンSoloを使用する場合は必須ではありませんが、望ましいです。エージェントは後で手動で番号を選択できます。

  1. 設定> ユーザー & チーム > ユーザーへ移動します。

  2. ユーザーリストから、ソフトフォンSoloを使うエージェントを選択します。

  3. エージェントのコンタクトタブで 既定のハードフォン番号をこの手順のステップ1で設定したハードフォン番号と同じ番号に設定します。

    ユーザー> エージェントのコンタクトプロパティ


  4. 画面の下に適用をクリックし、変更を保存します。

ステップ 3: ソフトフォンSoloを設定します。

  1. Softphone Solo for Windowsアプリケーションをダウンロードしインストールします(SoftphoneSolo_5.x.x.xxxxx.msi)。 ファイルについてはカスタマーサクセスマネジメントにお問い合わせください。

  2. インストールの完了後にアプリケーションを起動するか、 ソフトフォンSoloトレイアイコン(電話のアイコン)を右クリックして設定を選択して起動します。

    右クリックされたソフトフォンSoloトレイアイコン


  3. ソフトフォン Solo設定ダイアログが開きます。

    ソフトフォンSolo 設定


  4. 以下を設定します:

    1. システムにアクセスするためのHTTP URL:コンタクトセンターのURL です (例えば、 “http://company.brightpattern.com”)。

    2. テナント名:コンタクトセンターのドメインです (例えば、 “company.brightpattern.com”)。

    3. ログイン:エージェントのユーザー名です (例えば、 “christy.borden”)。

    4. パスワード:ユーザーのパスワードです。

  5. 適用をクリックします。

  6. 次のような成功メッセージが表示されます。

    成功メッセージ: "設定が正常に完了しました"


  7. エラーメッセージが表示された場合は、戻って設定を確認してください。間違ったユーザー名/パスワードまたは間違ったURLを設定した可能性があります。 トラブルシューティングセクションでは、発生する可能性のある一般的なエラーについて説明します。

ステップ 4: エージェントがエージェントデスクトップで電話を使用できることを確認します。

  1. エージェントデスクトップアプリケーションに移動し、ソフトフォンSolo設定ダイアログで設定されたものと同じ認証ユーザー名とパスワードを使って、エージェントとしてログインします。

  2. 設定 > 電話デバイス に移動し、内線ハードフォン、既定の番号を設定します。変更を有効にするには、ログアウトしてから再度ログインする必要があります。

    エージェントデスクトップで電話デバイスを選択します。


    エージェント(または管理者)がソフトフォン Soloを手動で設定した場合、エージェントには、表示の通り、内線ハードフォン、番号(任意の番号)という設定を使用できます。

    "内線ハードフォン、番号" 設定を選択します。


  3. 再度ログインした後、エージェントの設定にカーソルを合わせると、エージェントの電話番号が既定のハードフォン番号(例えば、“5001”)であることがわかります。

    エージェントのプロフィールにカーソルを合わせると、エージェントの電話番号が表示されます


  4. これで設定は完了です。電話をかけてみてください。


トラブルシューティング

このセクションでは、エラーメッセージとその意味について説明します。

システムにアクセスできません

システムにアクセスできませんというエラーメッセージ


このエラーは、誤ったURLを設定した可能性があることを意味します。システムにアクセスするためのHTTP URLのフィールドで、先頭の“http://” (e.g., “http://company.brightpattern.com”)を含む、コンタクトセンターのURLを正しく設定したかどうかを確認してください。

電話設定を取得できません。エラー: HTTP エラー: 401 Unauthorized

HTTP エラー:401 メッセージ


これは、ユーザーの既定の電話番号として間違った電話番号を入力したために、設定を完了できなかったことを意味します。

または、他の値が一部設定されていないことを意味します。これが事実である場合:

  1. ソフトフォンSoloトレイアイコンを右クリックして、設定を選択します。

    ソフトフォンSoloの設定


  2. 手動で設定するというチェックボックスを選択し、設定をクリックします。

  3. 表示される 詳細SIP設定 ダイアログで、詳細SIP設定が空白である場合は、空白のフィールドに入力します。これらの設定は通常、手動設定中にシステムによって自動的に入力されます。ただし、既定値が正しく設定されていなかったり、他の設定が間違っていたりすると、これらの設定が影響を受けます。

    詳細SIP設定、空白


    1. 電話番号:この手順のステップ1で設定したハードフォン番号(例えば、“5001“)です。このフィールドは、認証ユーザー名とパスワードを入力すると自動入力されます(以下を参照)。

    2. SIPドメイン: SIPドメインです。 このフィールドは、認証ユーザー名とパスワードを入力すると自動入力されます(以下を参照)。

    3. SIPサーバーアドレス: SIPサーバーアドレスです(例えば、 “<tenant_url>.brightpattern.com”)。このフィールドは、認証ユーザー名とパスワードを入力すると自動入力されます(以下を参照)。

    4. ポート: 5060 (既定値)

    5. 認証ユーザー名:この手順のステップ2でハードフォンを割り当てられたエージェントのユーザー名 - (例:“christy.borden”)です。

    6. パスワード:エージェントのパスワードです。

    7. 登録間隔:90秒です (既定値)。

  4. 完了後、設定は次のようになります。:

    詳細SIP設定が完了しました。


  5. OKをクリックします。

  6. ソフトフォンSolo 設定 ダイアログへ戻り、 適用をクリックします。
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