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= リストタブ=
+
=リストタブ=
発信キャンペーンとその架電リストとの関連付けは、''リスト''タブによって設定されます。このタブの上部には、選択したキャンペーンに関連する[[ contact-center-administrator-guide/Lists |架電リスト]]が表示されます。特定のキャンペーンに新しいリストを関連付けるには、右ペインの“+”記号が付いたボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスからリストを選択します。このタブの下部には、キャンペーンにおけるリスト使用方法の設定が含まれています。
+
アウトバウンドキャンペーンと架電リストの設定は''リスト''タブで行います。このタブの上部には [[contact-center-administrator-guide/Lists|架電リスト]]が表示されます。新規リストをキャンペーンに関連付けるには、右ペインの「+」記号のボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスからリストを選択します。このタブの下部には、キャンペーン内でのリストの使用方法を定義する設定が含まれています。
  
初期設定上、キャンペーンに割り当てられたリストは、フィルター無しで同じ優先順位でキャンペーンに表示されます(つまり、割り当ての後にキャンペーンを実行すると、割り当てられたリスト内のコンタクトがラウンドロビン方式に基いて、インポートされたリストの順でダイヤルされます)。
+
既定(デフォルト)では、キャンペーンに割り当てられたリストは、同じ優先順位で、フィルターが適用されずにキャンペーンに表示されます(つまり、そのような最初の割り当ての後にキャンペーンを実行することを決定した場合、割り当てられたリストからのすべてのレコードは、最初にインポートされたリストに表示される順序でラウンドロビン方式でダイヤルされます)。
  
Bright Pattern コンタクトセンターでは、リストの順位設定、フィルターの適用、並べ替えルールができます。これらの設定は、 ''サービスとキャンペーン ''メニューオプションの ''リスト ''タブで行われます。割り当てられたリストがこの画面の上部に表示されます。キャンペーン内で現在選択されているリストの使用方法を定義するプロパティは、以下の通りに画面の下部に表示されます。
+
Bright Pattern Contact Centerでは、リスト優先順位の設定、フィルターの適用、並び替えルールの定義ができます。これらの設定は''サービスとキャンペーンメニューオプションの'' ''リスト''タブで設定します。割り当てリストはこの画面の上部に表示されます。現在選択済のリストのキャンペーン内での使用を定義するプロパティは画面下部に表示されます。
  
  
[[File:CCA-Services-and-Campaigns-Lists-Tab-53.PNG|650px|thumb|center|リストタブ]]
+
[[File:CCA-SC-Outbound-Lists-Tab-5599may2021.PNG|650px|thumb|center|リストタブ]]
  
  
== プロパティタブ ==
+
==プロパティタブ==
=== リスト ===
+
===リスト===
''リスト''とは、選択したリスト名を意味します。読み取り専用です。
+
''リストは''選択済リストの名前です。既読専用です。
  
=== 有効 ===
+
===有効===
''有効''は、リストに含まれるレコードはキャンペーンで利用できるかどうかを示します。リスト内のレコードを使用するには、このチェックボックスを選択します。
+
''有効は''このリストのレコードをキャンペーン内で現在使用できるかどうかを示します。このリストのレコードを使用するにはチェックボックスを選択します。
  
リストは、キャンペーンの[[contact-center-administrator-guide/AssignmentsTab|オペレータ]]によって  [[supervisor-guide/EnablingandDisablingListswithinaCampaign|エージェントデスクトップアプリケーションを使って有効または無効]]にされることもできます。
+
リストは、エージェントデスクトップアプリケーショ [[supervisor-guide/EnablingandDisablingListswithinaCampaign|エージェントデスクトップアプリケーション経由でも有効および無効にできます。]]を使用することもできます。 [[contact-center-administrator-guide/AssignmentsTab|オペレータ]]このキャンペーンのオペレーターとして指定されたユーザーによって、エージェントデスクトップアプリケーションを介して有効化および無効化することもできます。
  
クォータに基くキャンペーンの場合、同時に一つのリストのみを有効にすることができます。
+
割当ベースのキャンペーンでは、一度に1つのリストしか有効にできないことにも注意してください。
  
=== 順位 ===
+
===優先順位===
''順位'' は、リストがサービス内で使用される順位(小から大へ)を定義します。異なるリストからのレコードをラウンドロビン方式でダイヤルする場合は、全てのリストに同じ優先度を割り当てます。詳細については、次のプロパティ''ダイヤル割合''をご覧ください。
+
''優先順位は''リストがサービス内で使用される優先順位を定義します。異なるリストのレコードをラウンドロビン方式でダイヤルする場合は、すべてのリストに同じ優先順位を割り当ててください。詳細については、以下の''プロパティダイヤル比率を''参照してください。
  
=== ダイヤル割合 ===
+
===ダイヤル比率===
順位が同じリストの場合、''ダイヤル割合''は、これらのリストのレコードが使用される割合を指定します。例えば、順位1のリストが2つあるとします。1番目のリストのダイヤル割合を2に設定し、2番目のリストのダイヤル割合を3に設定すると、1番目のリストから2つのレコードが使用され、2番目のリストから3つのレコードが使用されます。それ以降、1番目のリストからまた2つのレコードが使用されます。
+
同じ優先順位のリストに対して、''ダイヤル比率は''これらのリストのレコードが使用される比率を定義します。たとえば、優先順位1のリストが2つあり、最初のリストのダイヤル比率が2で、2番目のリストのダイヤル比率が3の場合、最初のリストから2つのレコードが使用され、次に2番目のリストから3つのレコードが使用され、再び最初のリストから2つのレコードが使用される、というようになります。
  
=== インスタンス名 ===
+
===インスタンス名===
同じリストに対して異なるフィルターを適用して複数​​のキャンペーンに割り当てることができます(下記の''フィルター''タブを参照)。 ''インスタンス名 ''というプロパティを使うと、同じキャンペーンの中で同じリストのインスタンスごとに異なる名前を付けることができます。システムはその名前の一意性を検証しませんのでご注意ください。
+
同じリストを異なるフィルターで複数回キャンペーンに割り当てることができます(下記の''フィルター''タブを参照)。''インスタンス名''プロパティにより、同じキャンペーン内の同じリストの各インスタンスに異なる名前を割り当てることができます。システムはこのような名前の一意性を検証しないことに注意してください。
  
== フィルタータブ ==
+
===診断データ===
=== フィルター ===
+
アウトバウンドキャンペーンの運用で問題が発生した場合、サービスプロバイダーが原因を特定するために診断データを必須とする場合があります。このような場合、'''ダウンロード'''ボタンをクリックしてデータを保留解除することができます。データは.ZIPファイルでダウンロードされます。データは.ZIPファイルでダウンロードされます。このデータをダウンロードする機能は、指定されたキャンペーンの情報を編集するアクセス権を持つユーザーにのみ利用可能であることにメモしてください。このデータは、サービスプロバイダーから要求された場合にのみダウンロードすることをお勧めします。
''フィルター '' は、特定のキャンペーンでどのレコードが使用されるかを示します。新しいフィルタを指定するには、'''フィルターフィールドの追加'''をクリックし、'''レコードにフィルターを適用する'''というドロップダウンメニューよりフィルタとして使うエンティティを選択します。この場合、フィルターはANDロジックを使って適用されます(つまり、レコードは、すべてのフィルターで設定された条件が満たされた場合にのみダイヤルされます)。
 
  
ご注意:
+
==フィルタータブ==
*リストデータにフィルターを適用するには、リスト全体を内部で再処理する必要があります。フィルターを、実行中のキャンペーンで使われているリストに適用すると、再処理が完了するまで、キャンペーンでのこのリストの使用は一時停止されます。停止時間はリストのサイズによって異なり、長いリストの場合は数十分に及ぶことがあります。同じキャンペーンに関連付けられた他のリストは影響を受けません。
+
===フィルター===
*クォータが設定されたリストにフィルターを適用することはできません(下記参照)。リストクォータを設定する前にフィルターを適用すると、クォータが設定されると同時にフィルター設定が自動的に削除されます。
+
''フィルターは ''このリストからのどのレコードが指定されたキャンペーンで使用されるかを指定します。新規フィルタを定義するには、'''フィルタフィールドの追加を'''クリックし、'''フィルタとして'''使用するエンティティをドロップダウンメニューから選択します。同じリストインスタンスに複数のフィルターを定義できます。このケースでは、フィルターはANDロジックを使用して適用されます(つまり、すべてのフィルターで設定された条件が満たされている場合にのみ、レコードがダイヤルされます)。
  
=== リストフィールド値 ===
+
以下のメモに注意してください:
'' リストフィールド値 ''というプロパティを使うと、特定のフィールドの特定の値が含まれるレコードを選択できます。
+
* リストデータにフィルタを適用するには、リスト全体の内線再処理が必須です。したがって、実行中のキャンペーン内のリストにフィルターを適用した場合、再処理が完了するまで、そのキャンペーン内でのリストの使用は一時停止されます。停止時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。
* '''フィールド'''ドロップダウンメニューより、ご希望のリストフィールドを選択します。
+
* 割当を設定したリストにはフィルタを適用できません(下記参照)。リスト割当を設定する前にそのようなフィルターが適用されていた場合、割当が設定されると自動的に消去されます。
*このリスト内のフィールド値が1つ以上の特定の値と一致する必要がある(または一致していてはならない)場合は、 '''特定の値'''を選択してください。下のフィールドに値を指定します。各値は改行して指定します。一致するフィールド値を持つレコードをダイヤルする必要があるかどうかを指定します。
 
*フィールド値が含まれる(または含まれない)範囲を設定する場合、'''値の範囲'''を選択します。このオプションは数値のみを対象とします。下のフィールドに数値範囲を指定します。範囲内のフィールド値を含むレコードをダイヤルするかどうかを指定します。
 
  
=== キャンペーンからの対話結果 ===
+
===リストフィールド値===
''キャンペーンからの対話結果'' を使うと、以前のキャンペーンでの処理が特定の[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab |対話結果]]で終了したレコードが選択できます。例えば、以前に実行されたセールスキャンペーンで販売された製品を対象とする顧客満足度調査を実行する場合は、このフィルターを使って、実際に製品を購入したお客様のみに連絡することができます(元のキャンペーンの対話結果で示される通り)。
+
''リストフィールドの''プロパティでは、特定のフィールドの値を持つレコードを選択できます。
*'''キャンペーン '''プルダウンメニューより、該当する前のキャンペーンを選択します。以下の条件を満たすキャンペーンは選択可能です:(1)ある段階で同じリストが使用されたこと、(2)結果がまだシステムに保存されていること、(3)クォータが設定されていないこと(下記参照)。
+
*'''フィールド''']ドロップダウン・メニューから、必要なリスト・フィールドを選択します。
* '''対話結果'''ドロップダウンメニューより、該当するレコードが当キャンペーンの対象になる(またはならない)ことを示す対話結果を選択します。
+
* このリストのフィールド値が1つ以上の特定の値に適合しなければならない(または適合してはならない)場合は、'''特定の値を'''選択します。下のフィールドに値を指定する。各値は新規行で指定する必要があることにメモしてください。適合するフィールド値を持つレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを指定します。
*選択した対話結果のレコードをダイヤルする必要があるかどうかを指定します。
+
* フィールド値が選択済範囲内に収まらなければならない(または収まってはならない)場合は、'''値範囲を'''選択します。このオプションは数値にのみ対応しています。以下のフィールドで数値範囲を指定します。フィールド値が範囲内にあるレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを指定します。
  
'''ご注意:''' 指定したリストと上記で選択したキャンペーンとの関連付けに続いて行われる変更は、ここで作成するフィルターに影響を与え、このフィルターが適用されるリストの再処理が必要になる可能性があります。 再処理が完了するまで、キャンペーンでのこのリストの使用は一時停止されます。停止時間はリストのサイズによって異なり、長いリストの場合は数十分に及ぶことがあります。同じキャンペーンに関連付けられた他のリストは影響を受けません。
+
===キャンペーンからの処分===
 +
''Dispositions from campaignでは''、前のキャンペーンで使用され、処理中に特定の [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|処分]].例えば、以前に販売キャンペーンを実施し、そのキャンペーン中に販売された製品の顧客満足度調査キャンペーンを実施したい場合、このフィルタを使用して、実際に製品を購入した顧客(元のキャンペーンの結果で処分によって示される可能性がある)のみに到達することができます。
 +
*'''キャンペーンの'''ドロップダウンメニューから、希望する前キャンペーンを選択します。キャンペーンは以下の条件をすべて満たす場合に選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。 
 +
* 選択'''済の'''レコードがキャンペーン中にダイヤルされなければならない(またはダイヤルしてはならない)ことを示します。
 +
* 選択済のレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを示します。
  
=== 試行されたことのないレコードのみ ===
+
メモ''':'''上記で選択したキャンペーンとリストの関連付けに加えられたその後の変更は、ここで作成したフィルターに影響を与える可能性があり、このフィルターが適用されているリストの内線再処理が必要になる場合があります。このような再処理の間、実行中のキャンペーン内でのこのリストの使用は再処理が完了するまで中断されます。停止時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。
このプロパティを使うと、当リストを使った以前のキャンペーン中にダイヤルが行われなかったレコードが選択できます(例えば、リストの全てのレコードが試行される前に、キャンペーンが終了した場合など)。
 
  
'''キャンペーン'''プルダウンメニューより、該当する前のキャンペーンを選択します。以下の条件を満たすキャンペーンは選択可能です:(1)ある段階で同じリストが使用されたこと、(2)結果がまだシステムに保存されていること、(3)クォータが設定されていないこと(下記参照)。
+
===試行されたことのないレコードのみ===
 +
このプロパティは、このリストが割り当てられた前キャンペーン中にダイヤル試行が一度も行われなかったレコードを選択することができます。例えば、リストのすべてのレコードが試行される前にキャンペーンが終了した場合などです。
  
=== 未完了のレコード ===
+
'''キャンペーンドロップダウンメニューから'''、希望の前キャンペーンを選択します。以下の条件をすべて満たすキャンペーンはここで選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。
''未完了のレコード''というプロパティを使うと、前のキャンペーンで処理が完了していない全てのレコードが選択できます。これには、試行されていないレコードだけでなく、試行されたのに最終結果のないレコードも含まれます(例えば、無応答のためにダイヤルの試行が再スケジュールされたが、再試行の前にキャンペーンが終了した場合など)。
 
  
'''キャンペーン '''プルダウンメニューより、該当する前のキャンペーンを選択します。以下の条件を満たすキャンペーンは選択可能です:(1)ある段階で同じリストが使用されたこと、(2)結果がまだシステムに保存されていること、(3)クォータが設定されていないこと(下記参照)。
+
===すべての未完成記録===
 +
''all unfinished records''プロパティは、前キャンペーン中に処理中であったすべてのレコードを選択済みにすることができます。これには、試行されなかったレコードだけでなく、最終結果が得られないまま試行されたレコードも含まれます。例えば、ダイヤル試行は応答なしイベントのために再スケジュールされたが、キャンペーンは再スケジュールされた時間の前に終了した。
  
== クォータタブ ==
+
''キャンペーンの''ドロップダウンメニューから、希望する前キャンペーンを選択します。以下の条件をすべて満たすキャンペーンはここで選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。
=== 一般情報 ===
 
発信クォータは、予め指定されたレコードの件数を処理さえすればキャンペーンの目的を達成するのに十分であるキャンペーンで使用されます。そのようなキャンペーンの典型的な例は、投票とアンケート調査です。クォータに基づくキャンペーンでは、ダイヤル対象となるレコードがクォータで設定された条件に基づいて、関連する架電リストから選択されます。指定された[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab | 対話結果]]のレコードの件数がある数値を達した時点で、ダイヤルは停止します。キャンペーンクォータが達成し処理が停止または開始されなかったレコードの場合、その[[ contact-center-administrator-guide/ResultsTab |キャンペーン結果]]として、''クォータ外'' というフィールドで "1"が表示されます。
 
  
ご注意:
+
===初回試行の遅延===
*クォータに基づくキャンペーンでは、一度に1つのリストのみを有効にすることができます。キャンペーン内の特定のリストに対してクォータを設定すると、リストを有効にすることによって、同キャンペーン内の他のリストが自動的に無効になります。
+
初回''試行遅延''では、レコードの初回試行までの遅延(分単位)を設定できます。このオプションは、[''Filter records by'' '''Disposition from campaign''']オプションが選択済の場合に利用可能です。この設定は、レコードが最後に処分された時間から遅延が測定されるため、レコードが前のキャンペーン操作の結果としてリストに追加された場合に便利です。
*クォータに基づくキャンペーンで使用されるリストに対して、当キャンペーン内でフィルターが適用できません。このようなフィルタを設定したとしても(上記参照)、同じリストに対してクォータを設定すると、フィルタは自動的に削除されます。
 
*キャンペーンの結果が別のキャンペーンのフィルターとして使用されている場合、そのキャンペーンに対してクォータを設定することはできません。 ''キャンペーンからの対話結果''''試行されたことのないレコードのみ''、および''未完了のすべてのレコード''の説明を参照してください。
 
  
=== クォータなし ===
+
このフィールドの既定値は0(すなわち、遅延はなく、レコードは到着後すぐにダイヤルされる)、最大値は7200(すなわち、5日間)です。
''クォータなし''は、キャンペーン内のリストに対してクォータが設定されていないことを意味します。
 
  
===リスト全体 ===
+
==割当タブ==
特定の選択基準を適用せずに、リスト全体から指定された件数のレコードをダイヤルするには、このタイプのクォータを使用します。 '''クォータ'''フィールドに必要なレコード件数を入力します。このレコードが[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab |''成功''の対話結果]]で完了されると、ダイヤルは停止します。
+
===一般情報===
 +
アウトバウンドクォータは、キャンペーンの目的を達成するために、架電リストからのレコードのサブセットを成功裏に処理するのに十分なキャンペーンで使用されます。このようなキャンペーンの典型的な例としては、世論調査やアンケートなどがあります。割当ベースのキャンペーンでは、割当設定で設定された条件に基づいて、関連する架電リストからダイヤルするレコードが選択されます。そのようなレコードの指定された数が、希望する [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|処分]].このレコードに関連するキャンペーンの割当数に達したため、処理中が停止または開始されなかったレコードについて、 [[contact-center-administrator-guide/ResultsTab|キャンペーン結果]]には "''クォータ''不足 "フィールドが "1 "に設定されます。
  
=== フィールド値毎 ===
+
以下のメモに注意してください:
''フィールド値毎''というクォータは以下の場合に使われます:
+
* 割当ベースのキャンペーンは一度に1つのリストしか有効にできません。キャンペーン内の特定のリストに何らかの割当を設定した場合、このリストを有効にすると、同じキャンペーン内のその他すべてのリストが自動的に無効となります。
* キャンペーンにおいて特定の[[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|''成功''の対話結果]] に対して個別に制限を設定する場合;
+
* 割当ベースのキャンペーンで使用されるリストには、指定されたキャンペーン内でフィルターを適用することはできません。もしそのようなフィルターを設定した場合(上記を参照)、同じリストに割当を設定すると同時にそれらは自動的に消去されます。
* 一つのリストのフィールド値に基づいて制限を設定する場合 (例えば、都道府県または年齢ごとにクォータを設定する場合)。
+
* あるキャンペーンの結果が他のキャンペーンでフィルターとして使用されている場合、割当を設定することはできません。上記の''キャンペーンからの''フィルター''処分''、''試行されなかったレコードのみ''、および''すべての未完了レコードの''説明を参照してください。
  
対話結果に基づくクォータを設定するには、ドロップダウンメニューより'''キャンペーンの対話結果'''を選択し、 '''クォータの設定'''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウには、当キャンペーン内で定義された ''成功 ''タイプの全ての対話結果が表示されます。特定の結果ごとに異なる数のレコードを設定するか、 '''全てのグループ'''フィールドを使用して全ての対話結果に対して同じ数のレコードを指定することができます。クォータが設定されている各対話結果ごとに、指定されたレコード数が達成されると、ダイヤルは停止します。
+
===割当なし===
 +
''no quotaは''与えられたキャンペーン内でこのリストに割当が設定されていないことを示します。
  
フィールドベースのクォータを設定するには、ドロップダウンメニューよりご希望のリストフィールドを選択します。
+
===リスト全体===
*テキストベースのフィールド(例: ''都道府県'')の場合、 '''クォータの設定'''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウには、当リストに含まれるそのフィールドの個別の値が全て表示されます。値ごとに異なる数のレコードを設定することも、'''全てのグループ'''を使って全ての値に対して同じ数のレコードを指定することもできます。ダイヤラーは、当フィールドの値がクォータで指定された値と一致するレコードを選択し、当フィールドで指定されたレコードの数が[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab |''成功''の対話結果]]を達するとレコードの処理を終了します。
+
このタイプの割当を使用して、特定の選択基準を適用せずにリスト全体から指定された数のレコードをダイヤルします。'''割当'''フィールドに希望するレコード数を入力します。この数のレコードが完了すると、ダイヤルは停止します。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|''成功''タイプの入力]].
*数値ベースのフィールド(例: ''年齢 '')の場合、通常は値の範囲を指定することによってクォータを設定します(例えば、 ''年齢 ''フィールドの場合、そのような範囲は、クォータが適用される年齢グループを表します)。このような数値ベースのフィールドは、[[ contact-center-administrator-guide/Lists |リストインポート]]を実行する際に''整数''のフィールドとして定義しなければなりません。
 
**範囲を指定するには、 '''値グループ'''を選択し、 '''グループ'''リンクをクリックします。各範囲に対して、開始値と終了値、およびクォータレポートとキャンペーン結果に表示される名前を定義します。重複する値はご利用できません。更新アイコンをクリックすると、それぞれの範囲内に含まれるリスト内のレコードの総数が表示されます。
 
**全ての範囲の指定が終わったら、 ''クォータの設定''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウには、当フィールド用に指定した全ての範囲が一覧表示されます。値ごとに異なる数のレコードを設定することも、'''全てのグループ'''を使って全ての値に対して同じ数のレコードを指定することもできます。ダイヤラーは、当フィールドの値がクォータで指定された範囲に含まれるレコードを選択します。当範囲で指定されたレコードの数が[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab |''成功''の対話結果]]を達するとレコードの処理が終了します。
 
  
フィールドベースのクォータの場合、以下にご注意ください:
+
===フィールド値あたり===
*サービスプロバイダは、キャンペーン内で設定できるクォータ値(または範囲)の最大数に制限を課す場合があります。
+
''フィールド''値ごとの割当は以下の用途に使用されます。
*キャンペーン内で設定されたクォータと一致しないレコードは、そのキャンペーン内では使用されません。その[[ contact-center-administrator-guide/ResultsTab |キャンペーン結果]]として、''クォータ外'' というフィールドで "1"が表示され、''クォータグループ''というフィールドで "<不一致>"が表示されます 。
+
* 特定の [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|''成功''タイプの特定の入力]]キャンペーン内で定義される
*実行中のキャンペーンでクォータグループを追加または削除するには、コールリストを再処理する必要があります。再処理が完了するまで、キャンペーンの実行は一時停止されます。停止時間はリストのサイズによって異なり、長いリストの場合は数十分に及ぶことがあります。
+
* 一つのリストフィールドの指定された値に基づいて別々の制限を設定する(例えば、状態/県や年齢グループごとに割当グループを設定する)。
  
=== 2つのフィールドからの値ごと ===
+
割当を設定するには、ドロップダウンメニューから'''キャンペーン割当を'''選択し、'''割当設定'''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウは指定されたキャンペーン内で定義された''成功''タイプのすべての処分をリストします。特定の処分ごとに異なるレコード数を設定するか、またはすべての'''グループ'''フィールドを介してすべての処分に対して同じレコード数を入力することができます。割当が設定された各処分で指定された数の記録が完了すると、ダイヤルは停止します。
=このタイプのクォータの場合は、任意の2つのフィールド値の組み合わせごとに処理するレコードの数が設定できます(例えば、都道府県と年齢グループに対してクォータを設定するなど)。2つの値ごとにクォータを設定するには、上記の''フィールド値ごと''で説明したように2つのフィールドを指定し、 '''クォータの設定'''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウには、当リストに含まれるフィールドの値の可能な組み合わせが全て一覧表示されます。
 
特定の組み合わせごとに異なる数のレコードを設定することも、'''全てのグループ'''を使って全ての組み合わせに対して同じ数のレコードを指定することもできます。ダイヤラーは、値の組み合わせに一致するレコードを選択します。この組み合わせに一致するレコードの数が[[ contact-center-administrator-guide/DispositionsTab |''成功''の対話結果]]を達するとレコードの処理が終了します。
 
  
フィールドベースのクォータに関する上記の注意書きを参照してください。
+
フィールドベースの割当を設定するには、ドロップダウンメニューから希望するリストフィールドを選択します。
 +
* テキストベースのフィールド(例:''州/都道府県'')の場合は、「'''割当設定'''」リンクをクリックします。  ダイアログウィンドウは、指定されたリストに存在するそのフィールドのすべての明確な値をリストします。特定の値ごとに異なるレコード数を設定することも、['''すべてのグループ''']経由ですべての値に同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは、指定されたフィールドの値が割当で指定された値と適合するレコードを選択し、そのフィールドの値で選択済のレコード数が完了すると、特定の値を持つレコードの処理を停止します。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|''成功''タイプ]].
 +
* 数値フィールド(例:''Age'')の場合、通常、値の範囲によって割当を設定したいでしょう(例:''Age''フィールドのケースでは、そのような範囲は通常、割当を設定すべき年齢グループを表すでしょう)。このような数値フィールドは、リストインポート時に''Integer''型のフィールドとして定義されなければならないことに注意してください。 [[contact-center-administrator-guide/Lists|リスト・インポート時]].
 +
** 範囲を指定するには、'''値グループを'''選択し、'''グループ'''リンクをクリックします。各範囲について、その開始値と停止値、および割当レポートとキャンペーン結果に表示される名前を定義します。重複する範囲は許可されていないことに注意してください。更新アイコンをクリックすると、各範囲に含まれるリストのレコード数の合計が表示されます。
 +
** すべての範囲を定義したら、''割当設定''リンクをクリックします。ダイアログウィンドウは、指定されたフィールドに定義したすべての値の範囲を一覧表示します。特定の値範囲ごとに異なるレコード数を設定することも、['''すべてのグループ''']経由ですべての範囲に同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは、指定されたフィールドの値が割当で指定された範囲のいずれかに収まるレコードを選択し、その値範囲に指定された数のレコードが完了すると、そのような値を持つすべてのレコードの処理を停止します。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|を''成功''させた場合、そのような値を持つレコードの処理を停止する。]].
  
== 並べ替えタブ ==
+
フィールドベースの割当の場合、以下の点に注意してください:
=== 並べ替え順 ===
+
* サービスプロバイダーはキャンペーン内で設定できる割当値(または値の範囲)の最大数に制限を課すことがあります。
''並べ替え順'' を使うと、ダイヤルされるリストレコードの順序を決めることができます。
+
* キャンペーン内で定義された割当グループに適合しないリストレコードは、そのキャンペーン内で全く処理されません。 [[contact-center-administrator-guide/ResultsTab|キャンペーン結果]]の結果は''クォータ''不足フィールドが "1 "に設定され、''クォータグループフィールドは''"<no match>"に設定されます。
* '''元の順序'''は、レコードがリストに表示されているのと同じ順序でダイヤルされる場合に選択されます。
+
* 実行中のキャンペーンで割当グループを追加または消去するには、発信リストの内線再処理が必要です。このような再処理の間、キャンペーンは再処理が完了するまで中断されます。中断時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることがあります。
* '''ランダム'''は、レコードがランダムにダイヤルされる場合に選択されます。
 
* '''カスタム'''は、レコードが特定のリストフィールドの値に基づき並べ替えされる場合に選択されます。 '''追加'''をクリックして並べ替えのフィールドを選択し、ご希望の並べ替え条件('''昇順 '''または'''降順 ''')を指定します。複数のフィールドで並べ替えることができます。
 
  
ご注意:
+
===2つのフィールドから1組の値につき===
*並べ替え順を変更するには、リスト全体の内部再処理が必要です。従って、実行中のキャンペーンのリストの並べ替え順を変更する場合、再処理が完了するまで、当リストの使用は一時停止されます。停止時間はリストのサイズによって異なり、長いリストの場合は数十分に及ぶことがあります。同じキャンペーンに関連付けられた他のリストは影響を受けません。
+
このタイプの割当では、任意の2つのフィールドの値の組み合わせごとに処理するレコード数を設定できます(例:各状態の年齢グループごとに割当を設定する)。値のペアごとに割当を設定するには、上記の''フィールド値ごとに''説明したように両方のフィールドを指定し、'''割当設定'''リンクをクリックします。  ダイアログ・ウィンドウには、指定されたリストに存在するフィールドの値のすべての可能な組み合わせがリストされます。特定の組み合わせごとに異なるレコード数を設定することも、['''すべてのグループ''']経由ですべての組み合わせに対して同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは適合する値のペアを持つレコードを選択し、その組み合わせに対して指定された数のレコードが完了すると、特定の値のペアを持つレコードの処理を停止します。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|''成功''タイプの入力が完了すると、特定の値のペアを持つレコードの処理を停止する。]].
*レコードの[[ contact-center-administrator-guide/Lists | 優先順位]]は並べ替え順よりも優先されます。
+
 
* 以前にダイヤルされたレコードおよび [[contact-center-administrator-guide/Outbound-DialRules|再スケジュール]]されたレコードは、 [[contact-center-administrator-guide/Lists|優先順位]]と並べ替え順よりも優先されます。
+
上記のフィールドベースの割当に関する追加メモを参照してください。
 +
 
 +
==並び替えタブ==
 +
===並び替え優先順位===
 +
''並び替え順序では''、このリストのレコードをダイヤルするために選択済みにする順序を選択できます。
 +
* リストに表示されている順序でダイヤルする場合は、['''ダイヤル'''優先順位]を選択済 みにします。
 +
* ランダムに試行する場合は「'''ランダム'''化」を選択済。
 +
* 特定のリストの値で並び替えを行う場合は、['''カスタム''']を選択済 みにします。'''追加を'''クリックして、並べ替えに使用するフィールドを選択し、希望する並べ替え方向'''(昇順で'''ソートするか'''降順でソートするか''')を指定します。複数のフィールドで並び替えができることにメモしてください。
 +
 
 +
====リストの全通過を実行する(ダイアラーが新しく追加されたレコードに到達すると、そのレコードに発信する)。====
 +
既定(チェックボックスを選択済)では、ダイヤラが架電リストを通過する間に、ダイヤル可能な各レコードが1回試行されます。ダイヤラはパスを開始すると、リストの最後に到達するまで、選択済の並び替え順位に従って、ダイヤルするレコードを 1 つずつ選択します。
 +
 
 +
その後、リストの次へのパスが開始される。このように、リストがインクリメンタルに更新される場合、新規レコードはリスト内の位置(適用されるソート順位によって決定される)によって、現在のパス中に発信されたりされなかったりする。この既定(デフォルト)設定は、関連する発信リストのすべてのレコードが比較的類似した値を持っており、与えられたキャンペーン中にすべてのレコードが試行されることが重要である場合に推奨されます。
 +
 
 +
チェックボックスをオフにすると、ダイヤラは常にリストの先頭から次へダイヤル可能なレコードを探します。これは、新規レコードが有効な架電リストに定期的に追加され、並び替え順位がそのリスト内のレコードの相対値を定義するために使用される場合に望ましい場合があります(たとえば、より最近のリードはコンバージョン率が高くなります)。この設定は、リストの最上位に表示される新規の価値の高いレコードがリストに追加されるとすぐに試行されることを保証します。このケースでは、リストの最後に到達しない可能性があることに注意してください(例えば、元のリストが長く、更新が頻繁で、それらの更新に含まれる価値の高いレコードの数が多い場合など)。
 +
 
 +
このオプションがどのように機能するかをさらに説明するために、実行中のキャンペーンでリストに新規レコードを追加し、指定された並び替え順位に従って、それらがリストの一番上に配置される状況を考えてみましょう:
 +
* このチェックボックスを選択済(デフォルト)にすると、ダイアラーは現在のパスを最初に終了し、新規レコードは次のパスでのみ発信されます。
 +
* このチェックボックスが選択されていない場合 (デフォルト)、ダイヤラ は新規レコードの発信を直ちに開始します。
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===パーソナル記録を最初に試行する===
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このチェックボックスを選択すると、発信記録をパーソナル割り当てでフィルタリングします。
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以下のメモに注意してください:
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* 並び順を変更するには、リスト全体の内線再処理が必須です。したがって、実行中のキャンペーン内でリストの優先順位を変更する場合、再処理が完了するまで、指定されたキャンペーン内でのこのリストの使用は中断されます。中断時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。
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* 記録 [[contact-center-administrator-guide/Lists|優先順位]]が並び替えの優先順位になります。
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* 前にダイヤルされ [[contact-center-administrator-guide/Outbound-DialRules|再スケジュール]]ダイヤルされる予定のレコードが優先されます。 [[contact-center-administrator-guide/Lists|優先順位]]と並び替え順の両方に優先します。

Latest revision as of 11:36, 29 May 2024

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リストタブ

アウトバウンドキャンペーンと架電リストの設定はリストタブで行います。このタブの上部には 架電リストが表示されます。新規リストをキャンペーンに関連付けるには、右ペインの「+」記号のボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスからリストを選択します。このタブの下部には、キャンペーン内でのリストの使用方法を定義する設定が含まれています。

既定(デフォルト)では、キャンペーンに割り当てられたリストは、同じ優先順位で、フィルターが適用されずにキャンペーンに表示されます(つまり、そのような最初の割り当ての後にキャンペーンを実行することを決定した場合、割り当てられたリストからのすべてのレコードは、最初にインポートされたリストに表示される順序でラウンドロビン方式でダイヤルされます)。

Bright Pattern Contact Centerでは、リスト優先順位の設定、フィルターの適用、並び替えルールの定義ができます。これらの設定はサービスとキャンペーンメニューオプションの リストタブで設定します。割り当てリストはこの画面の上部に表示されます。現在選択済のリストのキャンペーン内での使用を定義するプロパティは画面下部に表示されます。


リストタブ


プロパティタブ

リスト

リストは選択済リストの名前です。既読専用です。

有効

有効はこのリストのレコードをキャンペーン内で現在使用できるかどうかを示します。このリストのレコードを使用するにはチェックボックスを選択します。

リストは、エージェントデスクトップアプリケーショ エージェントデスクトップアプリケーション経由でも有効および無効にできます。を使用することもできます。 オペレータこのキャンペーンのオペレーターとして指定されたユーザーによって、エージェントデスクトップアプリケーションを介して有効化および無効化することもできます。

割当ベースのキャンペーンでは、一度に1つのリストしか有効にできないことにも注意してください。

優先順位

優先順位はリストがサービス内で使用される優先順位を定義します。異なるリストのレコードをラウンドロビン方式でダイヤルする場合は、すべてのリストに同じ優先順位を割り当ててください。詳細については、以下のプロパティダイヤル比率を参照してください。

ダイヤル比率

同じ優先順位のリストに対して、ダイヤル比率はこれらのリストのレコードが使用される比率を定義します。たとえば、優先順位1のリストが2つあり、最初のリストのダイヤル比率が2で、2番目のリストのダイヤル比率が3の場合、最初のリストから2つのレコードが使用され、次に2番目のリストから3つのレコードが使用され、再び最初のリストから2つのレコードが使用される、というようになります。

インスタンス名

同じリストを異なるフィルターで複数回キャンペーンに割り当てることができます(下記のフィルタータブを参照)。インスタンス名プロパティにより、同じキャンペーン内の同じリストの各インスタンスに異なる名前を割り当てることができます。システムはこのような名前の一意性を検証しないことに注意してください。

診断データ

アウトバウンドキャンペーンの運用で問題が発生した場合、サービスプロバイダーが原因を特定するために診断データを必須とする場合があります。このような場合、ダウンロードボタンをクリックしてデータを保留解除することができます。データは.ZIPファイルでダウンロードされます。データは.ZIPファイルでダウンロードされます。このデータをダウンロードする機能は、指定されたキャンペーンの情報を編集するアクセス権を持つユーザーにのみ利用可能であることにメモしてください。このデータは、サービスプロバイダーから要求された場合にのみダウンロードすることをお勧めします。

フィルタータブ

フィルター

フィルターは このリストからのどのレコードが指定されたキャンペーンで使用されるかを指定します。新規フィルタを定義するには、フィルタフィールドの追加をクリックし、フィルタとして使用するエンティティをドロップダウンメニューから選択します。同じリストインスタンスに複数のフィルターを定義できます。このケースでは、フィルターはANDロジックを使用して適用されます(つまり、すべてのフィルターで設定された条件が満たされている場合にのみ、レコードがダイヤルされます)。

以下のメモに注意してください:

  • リストデータにフィルタを適用するには、リスト全体の内線再処理が必須です。したがって、実行中のキャンペーン内のリストにフィルターを適用した場合、再処理が完了するまで、そのキャンペーン内でのリストの使用は一時停止されます。停止時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。
  • 割当を設定したリストにはフィルタを適用できません(下記参照)。リスト割当を設定する前にそのようなフィルターが適用されていた場合、割当が設定されると自動的に消去されます。

リストフィールド値

リストフィールドのプロパティでは、特定のフィールドの値を持つレコードを選択できます。

  • フィールド]ドロップダウン・メニューから、必要なリスト・フィールドを選択します。
  • このリストのフィールド値が1つ以上の特定の値に適合しなければならない(または適合してはならない)場合は、特定の値を選択します。下のフィールドに値を指定する。各値は新規行で指定する必要があることにメモしてください。適合するフィールド値を持つレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを指定します。
  • フィールド値が選択済範囲内に収まらなければならない(または収まってはならない)場合は、値範囲を選択します。このオプションは数値にのみ対応しています。以下のフィールドで数値範囲を指定します。フィールド値が範囲内にあるレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを指定します。

キャンペーンからの処分

Dispositions from campaignでは、前のキャンペーンで使用され、処理中に特定の 処分.例えば、以前に販売キャンペーンを実施し、そのキャンペーン中に販売された製品の顧客満足度調査キャンペーンを実施したい場合、このフィルタを使用して、実際に製品を購入した顧客(元のキャンペーンの結果で処分によって示される可能性がある)のみに到達することができます。

  • キャンペーンのドロップダウンメニューから、希望する前キャンペーンを選択します。キャンペーンは以下の条件をすべて満たす場合に選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。
  • 選択済のレコードがキャンペーン中にダイヤルされなければならない(またはダイヤルしてはならない)ことを示します。
  • 選択済のレコードをダイヤルしなければならないか、ダイヤルしてはならないかを示します。

メモ:上記で選択したキャンペーンとリストの関連付けに加えられたその後の変更は、ここで作成したフィルターに影響を与える可能性があり、このフィルターが適用されているリストの内線再処理が必要になる場合があります。このような再処理の間、実行中のキャンペーン内でのこのリストの使用は再処理が完了するまで中断されます。停止時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。

試行されたことのないレコードのみ

このプロパティは、このリストが割り当てられた前キャンペーン中にダイヤル試行が一度も行われなかったレコードを選択することができます。例えば、リストのすべてのレコードが試行される前にキャンペーンが終了した場合などです。

キャンペーンドロップダウンメニューから、希望の前キャンペーンを選択します。以下の条件をすべて満たすキャンペーンはここで選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。

すべての未完成記録

all unfinished recordsプロパティは、前キャンペーン中に処理中であったすべてのレコードを選択済みにすることができます。これには、試行されなかったレコードだけでなく、最終結果が得られないまま試行されたレコードも含まれます。例えば、ダイヤル試行は応答なしイベントのために再スケジュールされたが、キャンペーンは再スケジュールされた時間の前に終了した。

キャンペーンのドロップダウンメニューから、希望する前キャンペーンを選択します。以下の条件をすべて満たすキャンペーンはここで選択可能です:(1)ある時点で同じリストを使用している、(2)その結果がまだシステムに保存されている、(3)割当が設定されていない(下記参照)。

初回試行の遅延

初回試行遅延では、レコードの初回試行までの遅延(分単位)を設定できます。このオプションは、[Filter records by Disposition from campaign]オプションが選択済の場合に利用可能です。この設定は、レコードが最後に処分された時間から遅延が測定されるため、レコードが前のキャンペーン操作の結果としてリストに追加された場合に便利です。

このフィールドの既定値は0(すなわち、遅延はなく、レコードは到着後すぐにダイヤルされる)、最大値は7200(すなわち、5日間)です。

割当タブ

一般情報

アウトバウンドクォータは、キャンペーンの目的を達成するために、架電リストからのレコードのサブセットを成功裏に処理するのに十分なキャンペーンで使用されます。このようなキャンペーンの典型的な例としては、世論調査やアンケートなどがあります。割当ベースのキャンペーンでは、割当設定で設定された条件に基づいて、関連する架電リストからダイヤルするレコードが選択されます。そのようなレコードの指定された数が、希望する 処分.このレコードに関連するキャンペーンの割当数に達したため、処理中が停止または開始されなかったレコードについて、 キャンペーン結果には "クォータ不足 "フィールドが "1 "に設定されます。

以下のメモに注意してください:

  • 割当ベースのキャンペーンは一度に1つのリストしか有効にできません。キャンペーン内の特定のリストに何らかの割当を設定した場合、このリストを有効にすると、同じキャンペーン内のその他すべてのリストが自動的に無効となります。
  • 割当ベースのキャンペーンで使用されるリストには、指定されたキャンペーン内でフィルターを適用することはできません。もしそのようなフィルターを設定した場合(上記を参照)、同じリストに割当を設定すると同時にそれらは自動的に消去されます。
  • あるキャンペーンの結果が他のキャンペーンでフィルターとして使用されている場合、割当を設定することはできません。上記のキャンペーンからのフィルター処分試行されなかったレコードのみ、およびすべての未完了レコードの説明を参照してください。

割当なし

no quotaは与えられたキャンペーン内でこのリストに割当が設定されていないことを示します。

リスト全体

このタイプの割当を使用して、特定の選択基準を適用せずにリスト全体から指定された数のレコードをダイヤルします。割当フィールドに希望するレコード数を入力します。この数のレコードが完了すると、ダイヤルは停止します。 成功タイプの入力.

フィールド値あたり

フィールド値ごとの割当は以下の用途に使用されます。

  • 特定の 成功タイプの特定の入力キャンペーン内で定義される
  • 一つのリストフィールドの指定された値に基づいて別々の制限を設定する(例えば、状態/県や年齢グループごとに割当グループを設定する)。

割当を設定するには、ドロップダウンメニューからキャンペーン割当を選択し、割当設定リンクをクリックします。ダイアログウィンドウは指定されたキャンペーン内で定義された成功タイプのすべての処分をリストします。特定の処分ごとに異なるレコード数を設定するか、またはすべてのグループフィールドを介してすべての処分に対して同じレコード数を入力することができます。割当が設定された各処分で指定された数の記録が完了すると、ダイヤルは停止します。

フィールドベースの割当を設定するには、ドロップダウンメニューから希望するリストフィールドを選択します。

  • テキストベースのフィールド(例:州/都道府県)の場合は、「割当設定」リンクをクリックします。 ダイアログウィンドウは、指定されたリストに存在するそのフィールドのすべての明確な値をリストします。特定の値ごとに異なるレコード数を設定することも、[すべてのグループ]経由ですべての値に同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは、指定されたフィールドの値が割当で指定された値と適合するレコードを選択し、そのフィールドの値で選択済のレコード数が完了すると、特定の値を持つレコードの処理を停止します。 成功タイプ.
  • 数値フィールド(例:Age)の場合、通常、値の範囲によって割当を設定したいでしょう(例:Ageフィールドのケースでは、そのような範囲は通常、割当を設定すべき年齢グループを表すでしょう)。このような数値フィールドは、リストインポート時にInteger型のフィールドとして定義されなければならないことに注意してください。 リスト・インポート時.
    • 範囲を指定するには、値グループを選択し、グループリンクをクリックします。各範囲について、その開始値と停止値、および割当レポートとキャンペーン結果に表示される名前を定義します。重複する範囲は許可されていないことに注意してください。更新アイコンをクリックすると、各範囲に含まれるリストのレコード数の合計が表示されます。
    • すべての範囲を定義したら、割当設定リンクをクリックします。ダイアログウィンドウは、指定されたフィールドに定義したすべての値の範囲を一覧表示します。特定の値範囲ごとに異なるレコード数を設定することも、[すべてのグループ]経由ですべての範囲に同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは、指定されたフィールドの値が割当で指定された範囲のいずれかに収まるレコードを選択し、その値範囲に指定された数のレコードが完了すると、そのような値を持つすべてのレコードの処理を停止します。 成功させた場合、そのような値を持つレコードの処理を停止する。.

フィールドベースの割当の場合、以下の点に注意してください:

  • サービスプロバイダーはキャンペーン内で設定できる割当値(または値の範囲)の最大数に制限を課すことがあります。
  • キャンペーン内で定義された割当グループに適合しないリストレコードは、そのキャンペーン内で全く処理されません。 キャンペーン結果の結果はクォータ不足フィールドが "1 "に設定され、クォータグループフィールドは"<no match>"に設定されます。
  • 実行中のキャンペーンで割当グループを追加または消去するには、発信リストの内線再処理が必要です。このような再処理の間、キャンペーンは再処理が完了するまで中断されます。中断時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることがあります。

2つのフィールドから1組の値につき

このタイプの割当では、任意の2つのフィールドの値の組み合わせごとに処理するレコード数を設定できます(例:各状態の年齢グループごとに割当を設定する)。値のペアごとに割当を設定するには、上記のフィールド値ごとに説明したように両方のフィールドを指定し、割当設定リンクをクリックします。 ダイアログ・ウィンドウには、指定されたリストに存在するフィールドの値のすべての可能な組み合わせがリストされます。特定の組み合わせごとに異なるレコード数を設定することも、[すべてのグループ]経由ですべての組み合わせに対して同じレコード数を入力することもできます。ダイヤラは適合する値のペアを持つレコードを選択し、その組み合わせに対して指定された数のレコードが完了すると、特定の値のペアを持つレコードの処理を停止します。 成功タイプの入力が完了すると、特定の値のペアを持つレコードの処理を停止する。.

上記のフィールドベースの割当に関する追加メモを参照してください。

並び替えタブ

並び替え優先順位

並び替え順序では、このリストのレコードをダイヤルするために選択済みにする順序を選択できます。

  • リストに表示されている順序でダイヤルする場合は、[ダイヤル優先順位]を選択済 みにします。
  • ランダムに試行する場合は「ランダム化」を選択済。
  • 特定のリストの値で並び替えを行う場合は、[カスタム]を選択済 みにします。追加をクリックして、並べ替えに使用するフィールドを選択し、希望する並べ替え方向(昇順でソートするか降順でソートするか)を指定します。複数のフィールドで並び替えができることにメモしてください。

リストの全通過を実行する(ダイアラーが新しく追加されたレコードに到達すると、そのレコードに発信する)。

既定(チェックボックスを選択済)では、ダイヤラが架電リストを通過する間に、ダイヤル可能な各レコードが1回試行されます。ダイヤラはパスを開始すると、リストの最後に到達するまで、選択済の並び替え順位に従って、ダイヤルするレコードを 1 つずつ選択します。

その後、リストの次へのパスが開始される。このように、リストがインクリメンタルに更新される場合、新規レコードはリスト内の位置(適用されるソート順位によって決定される)によって、現在のパス中に発信されたりされなかったりする。この既定(デフォルト)設定は、関連する発信リストのすべてのレコードが比較的類似した値を持っており、与えられたキャンペーン中にすべてのレコードが試行されることが重要である場合に推奨されます。

チェックボックスをオフにすると、ダイヤラは常にリストの先頭から次へダイヤル可能なレコードを探します。これは、新規レコードが有効な架電リストに定期的に追加され、並び替え順位がそのリスト内のレコードの相対値を定義するために使用される場合に望ましい場合があります(たとえば、より最近のリードはコンバージョン率が高くなります)。この設定は、リストの最上位に表示される新規の価値の高いレコードがリストに追加されるとすぐに試行されることを保証します。このケースでは、リストの最後に到達しない可能性があることに注意してください(例えば、元のリストが長く、更新が頻繁で、それらの更新に含まれる価値の高いレコードの数が多い場合など)。

このオプションがどのように機能するかをさらに説明するために、実行中のキャンペーンでリストに新規レコードを追加し、指定された並び替え順位に従って、それらがリストの一番上に配置される状況を考えてみましょう:

  • このチェックボックスを選択済(デフォルト)にすると、ダイアラーは現在のパスを最初に終了し、新規レコードは次のパスでのみ発信されます。
  • このチェックボックスが選択されていない場合 (デフォルト)、ダイヤラ は新規レコードの発信を直ちに開始します。

パーソナル記録を最初に試行する

このチェックボックスを選択すると、発信記録をパーソナル割り当てでフィルタリングします。


以下のメモに注意してください:

  • 並び順を変更するには、リスト全体の内線再処理が必須です。したがって、実行中のキャンペーン内でリストの優先順位を変更する場合、再処理が完了するまで、指定されたキャンペーン内でのこのリストの使用は中断されます。中断時間はリストのサイズに依存し、長いリストでは数十分になることもあります。同じキャンペーンに関連するその他リストは影響を受けません。
  • 記録 優先順位が並び替えの優先順位になります。
  • 前にダイヤルされ 再スケジュールダイヤルされる予定のレコードが優先されます。 優先順位と並び替え順の両方に優先します。
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