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= 対話結果とコメント=
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=処分とメモ=
対話結果は、コンタクトセンターの管理者によるカスタマイズされた対話結果です。サービス対話を処理するとき、対話の結果を示す [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|対話結果]]を1以上選択しなければなりません。提供するサービスに対して対話結果が定義されている場合、エージェントデスクトップの [[agent-guide/UserInterfaceOverview|''コンタクト情報パネル'']]には、関連するサービスの対話ごとに ''対話結果の選択''が表示されます。
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連絡先とは、コンタクトセンター管理者によって定義されたカスタムの対話結果です。サービス対話を処理する際、以下のいずれかを選択する必要があります。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|処分]]のいずれかを選択する必要があります。提供するサービスに対してディスポジションが定義されている場合、コンタクト情報パネルの [[agent-guide/UserInterfaceOverview|''連絡先情報パネル'']]エージェントデスクトップのコンタクト情報パネルには、関連するすべてのサービス対話について、''処分セレクタが''表示されます。
  
対話結果の入力が求められる場合、詳しい情報はシステム管理者にご確認ください。 [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|対話結果]] 及びその取扱について、''コンタクトセンター管理者専用ガイド''でご確認ください。
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もし、お客様ご自身で処分を設定する必要がある場合は、システム管理者から詳細な使用方法をご案内いたします。詳しくは [[contact-center-administrator-guide/DispositionsTab|処分]]およびその管理方法については、『''コンタクトセンター管理者ガイド''』を参照してください。
  
対話結果のほか、対話の結果に関する詳細情報を形式自由なテキストとして記録できます。
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また、フリーフォームのテキストメモを入力し、対話の結果に関する詳細情報を提供することもできます。
  
  
[[File:Disposition-50.png|thumb|800px|center|対話結果の選択]]
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[[File:Disposition-50.png|thumb|800px|center|処分セレクタ]]
  
  
==対話結果及びコメントの入力 ==
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==処分とメモの入力方法==
対話結果及び/または関連するコメントの入力方法は以下の通りです。
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相互作用に対する処分および/または関連メモを入力するには、以下のステップに従ってください:
  
# お客様との対話中または [[agent-guide/HowtoInterpretYourCurrentStateInformation|''後処理'']] の状態中に''対話結果の選択''をクリックします。
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#お客様との応対中、または「After Call Work(アフターコールワーク)」画面にて [[agent-guide/HowtoInterpretYourCurrentStateInformation|''発信後作業'']]状態で、[''Disposition] セレクタを''クリックします。
# ドロップダウンメニュより、対話結果に当てはまる内容を選びます。キャンペーンを実施する場合の対話結果は、次回のコールの予定日などの追加パラメータを求められる場合があります。その場合、当パラメータは''コンタクト情報パネル''で表示されます。
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#ドロップダウンメニューから、対話の結果に対応する切断を選択します。アウトバウンドキャンペーンに固有のいくつかの処分は、別のコールの試行のスケジューリングなど、追加のパラメータを必要とする場合があります。そのようなパラメータが必須の場合は、''連絡先情報パネルに''表示されます。
#必要な場合、テキストフィールドに形式自由なコメントを入力してください。
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#必要に応じて、テキストフィールドに自由形式のメモを入力します。
#その後、対話の処理をいつも通りに実行します。 対話の終了に関する詳しい情報は [[agent-guide/HowtoReleaseaCall|通話終了]] 及び [[agent-guide/HowtoWrapUpAfter-callWork|後処理のラップアップ]]をご覧ください。
+
#インタラクションの通常の処理を続行します。対話の終了に関する詳細については、以下を参照してください。 [[agent-guide/HowtoReleaseaCall|発信を終了する方法]]および [[agent-guide/HowtoWrapUpAfter-callWork|通話後の作業を終了する方法]].
  
  
[[File:Notes-Dispositions-50.png|thumb|800px|center|選択された対話結果と形式自由なコメント]]
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[[File:Notes-Dispositions-50.png|thumb|800px|center|選択済処分と自由形式メモ]]
  
  
'''ご注意:'''特定のコールに関連するデータの処理時に、 ''コンテキスト情報エリア''のカスタムフォームをご利用の場合、このフォームでは''コンタクト情報パネル''の代わりに''対話結果の選択''及び''コメント'' フィールドが表示されます。
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'''注:'''特定のコールに関連するデータを処理するために''コンテキスト情報''エリアのカスタムフォームを使用する場合、''連絡先情報パネルではなく''、そのフォームに''処分セレクタと'' ''メモ''フィールドの両方が表示されることがあります。
  
  
==対話結果のその他使用方法==
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==その他 処分の使用方法==
貴社のコンタクトセンターの設定によりますが、対話結果は、インタラクション終了後に始まるイベント(且つ''ワークフロー'')を引き起こすためにもご利用できます。
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コンタクトセンター用に設定された場合、ディスポジションは''ワークフロー''(対話が完了したときに開始される一連の自動化されたイベント'')の''トリガーとして使用できます。
  
ワークフローは、電話終了後のプロセスを自動化し、対話結果内容に応じて必要なフォローアップを管理します。そのようなフォローアップ活動には、コンテキスト変数の設定、メールの送信、テキストメッセージの送信、イベントの計画、スケジュールされたイベントの実施、リクエストの作成が含まれます。ワークフローは、お客様のフォローアップ、情報収集することで、作業負荷を軽減するのに役立ちます。
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ワークフローは会話終了後の処理を自動化し、インタラクションのディスポジションタイプに応じて必要なフォローアップを処理します。このようなフォローアップアクションには、コンテキスト変数の設定、メールメッセージの送信、テキストメッセージの送信、イベントのスケジュール設定、スケジュール済みイベントの消去、リクエストなどがあります。ワークフローは、一貫した方法で顧客をフォローアップし、データを収集することで、作業負荷を軽減するのに役立ちます。
  
例えば、ある対話に対して特定の対話結果内容を設定すると、次のイベントを引き起こすことができます。
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例えば、あるインタラクションに特定のdispositionを設定すると、次のような一連のイベントが発生します:
#お客様へアンケートを送る
+
#カスタマにアンケートを送信する
#ある期間を決めて待つ(例えば、30分間、1日間、1週間など )
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#指定時間待機(30分、1日、1週など)
#お客様へフォローアップメールを送る
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#カスタマにフォローアップメールを送信する。
  
  
===対話結果を使ってコンテンツの削除を要求する===
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===コンテンツの消去を要求するためのディスポジションの使用===
Bright Pattern コンタクトセンターのバージョン5.2から、対話結果を使って、特定の対話のコンテンツの削除要求が可能になりました。この機能は、暗号化されていても機密情報(クレジットカード情報など)がコンタクトセンターに保存されないことを指定するPCI DSS 3.2およびGDPR要件を満たすために追加されました。Bright Patternを使うと、音声録音、音声録音記録、チャット記録、メールメッセージ、画面録画などとして保存されているデータを手動で削除できます。
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Bright Pattern Contact Centerバージョン5.2から、特定のインタラクションのコンテンツの消去を要求するためにdispositionsを使用することができます。この機能はPCI DSS 3.2およびGDPRの必須要件を満たすために追加されたもので、機密データ(クレジットカード情報など)は暗号化されていてもコンタクトセンターに保存してはならないと特定されています。このように、Bright Patternでは、音声録音、音声トランスクリプト、チャットトランスクリプト、メールメッセージ、スクリーン録画などに保存されているデータを手動で削除することができます。
  
上記のようなデータの削除作業はシステム管理者しか行えません。
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このようなデータの消去を要求することはできますが、消去できるのはシステム管理者のみです。
  
==== 削除プロセス ====
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====何をすべきか====
#対話結果"削除 "が有効である場合、理由を明記した上で対話のコンテンツの削除を要求できます。 対話結果名はコンタクトセンターにより定められます。 対話結果の選択については、スーパーバイザまたはシステム管理者にご確認ください。<br /><br />[[File:Erase1-52.PNG|450px|thumbnail|center| 対話結果"削除 "の選択]]<br /><br />
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#コンタクトセンターでこのようなdispositionが有効になっている場合、理由さえ示せば、コンテンツ消去要求のある連絡先をdispositionすることができます。処分の名前はコンタクトセンターによって決定されることに注意してください。どの処分を選択したらよいかわからない場合は、スーパーバイザーまたはシステム管理者にお問い合わせください。<br /><br />[[File:Erase1-52.PNG|450px|thumbnail|center|コンテンツの消去」を選択済の処分]]<br /><br />
# ''コメント''フィールドには、要求の理由を明記し、対話に関する情報を入力します。そして対話を終了させます。<br /><br />[[File:Erase2-52.PNG|450px|thumbnail|center|コメントを使ってコンテンツの削除理由を入力します]]<br /><br />
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#''メモ''」フィールドに、リクエストの理由を入力し、インタラクションの詳細を入力します。その後、対話を完了します。<br /><br />[[File:Erase2-52.PNG|450px|thumbnail|center|メモを使用してコンテンツを消去する理由を入力します。]]<br /><br />
#この対話結果を使うことによってワークフローが作成され、システム管理者に対し削除要求のメールが送信されます。ユニークな識別子は、対象の対話を特定します。そのおかげでシステム管理者は対象の対話及び要求内容を確認できます。 <br /><br />[[File:Erase3-52.png|450px|thumbnail|center|システム管理者宛に送信されるメッセージの例]]
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# このdispispositionによりワークフローが開始され、システム管理者にリクエストと一緒に内線メッセージが送信されます。一意の識別子により、どのインタラクションが影響を受けるかが管理者に伝えられ、管理者はインタラクションとリクエストを確認することができます。<br /><br />[[File:Erase3-52.png|450px|thumbnail|center|システム管理者に送られるメッセージの例]]

Latest revision as of 06:57, 30 May 2024

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処分とメモ

連絡先とは、コンタクトセンター管理者によって定義されたカスタムの対話結果です。サービス対話を処理する際、以下のいずれかを選択する必要があります。 処分のいずれかを選択する必要があります。提供するサービスに対してディスポジションが定義されている場合、コンタクト情報パネルの 連絡先情報パネルエージェントデスクトップのコンタクト情報パネルには、関連するすべてのサービス対話について、処分セレクタが表示されます。

もし、お客様ご自身で処分を設定する必要がある場合は、システム管理者から詳細な使用方法をご案内いたします。詳しくは 処分およびその管理方法については、『コンタクトセンター管理者ガイド』を参照してください。

また、フリーフォームのテキストメモを入力し、対話の結果に関する詳細情報を提供することもできます。


処分セレクタ


処分とメモの入力方法

相互作用に対する処分および/または関連メモを入力するには、以下のステップに従ってください:

  1. お客様との応対中、または「After Call Work(アフターコールワーク)」画面にて 発信後作業状態で、[Disposition] セレクタをクリックします。
  2. ドロップダウンメニューから、対話の結果に対応する切断を選択します。アウトバウンドキャンペーンに固有のいくつかの処分は、別のコールの試行のスケジューリングなど、追加のパラメータを必要とする場合があります。そのようなパラメータが必須の場合は、連絡先情報パネルに表示されます。
  3. 必要に応じて、テキストフィールドに自由形式のメモを入力します。
  4. インタラクションの通常の処理を続行します。対話の終了に関する詳細については、以下を参照してください。 発信を終了する方法および 通話後の作業を終了する方法.


選択済処分と自由形式メモ


注:特定のコールに関連するデータを処理するためにコンテキスト情報エリアのカスタムフォームを使用する場合、連絡先情報パネルではなく、そのフォームに処分セレクタと メモフィールドの両方が表示されることがあります。


その他 処分の使用方法

コンタクトセンター用に設定された場合、ディスポジションはワークフロー(対話が完了したときに開始される一連の自動化されたイベント)のトリガーとして使用できます。

ワークフローは会話終了後の処理を自動化し、インタラクションのディスポジションタイプに応じて必要なフォローアップを処理します。このようなフォローアップアクションには、コンテキスト変数の設定、メールメッセージの送信、テキストメッセージの送信、イベントのスケジュール設定、スケジュール済みイベントの消去、リクエストなどがあります。ワークフローは、一貫した方法で顧客をフォローアップし、データを収集することで、作業負荷を軽減するのに役立ちます。

例えば、あるインタラクションに特定のdispositionを設定すると、次のような一連のイベントが発生します:

  1. カスタマにアンケートを送信する
  2. 指定時間待機(30分、1日、1週など)
  3. カスタマにフォローアップメールを送信する。


コンテンツの消去を要求するためのディスポジションの使用

Bright Pattern Contact Centerバージョン5.2から、特定のインタラクションのコンテンツの消去を要求するためにdispositionsを使用することができます。この機能はPCI DSS 3.2およびGDPRの必須要件を満たすために追加されたもので、機密データ(クレジットカード情報など)は暗号化されていてもコンタクトセンターに保存してはならないと特定されています。このように、Bright Patternでは、音声録音、音声トランスクリプト、チャットトランスクリプト、メールメッセージ、スクリーン録画などに保存されているデータを手動で削除することができます。

このようなデータの消去を要求することはできますが、消去できるのはシステム管理者のみです。

何をすべきか

  1. コンタクトセンターでこのようなdispositionが有効になっている場合、理由さえ示せば、コンテンツ消去要求のある連絡先をdispositionすることができます。処分の名前はコンタクトセンターによって決定されることに注意してください。どの処分を選択したらよいかわからない場合は、スーパーバイザーまたはシステム管理者にお問い合わせください。

    コンテンツの消去」を選択済の処分


  2. メモ」フィールドに、リクエストの理由を入力し、インタラクションの詳細を入力します。その後、対話を完了します。

    メモを使用してコンテンツを消去する理由を入力します。


  3. このdispispositionによりワークフローが開始され、システム管理者にリクエストと一緒に内線メッセージが送信されます。一意の識別子により、どのインタラクションが影響を受けるかが管理者に伝えられ、管理者はインタラクションとリクエストを確認することができます。

    システム管理者に送られるメッセージの例
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