バージョン 5.3.7
Bright Pattern コンタクトセンターのバージョン 5.3.7はマイナーリリースです。
ご注意: 以前のリリースからこのバージョンにアップグレードする場合、過去にスキップしたバージョンの主なリリースノートを必ずご確認ください。なぜかというと、これらのリリースノートには各バージョン特有の機能に関する重要な情報が含まれているからです。
システム動作の変更
ここでは、このリリースにおけるシステム動作の変更について説明します。
1日のコールバックリクエスト件数
“1日のコールバックリクエスト件数”というリアルメトリックが、コールバックオプションをリクエストしたコールを、コールバックの個別リクエストに対立するものとして、計算するように改善されました。これにより、コールバックオプションを複数回リクエストしたコールの二重計算が防止されます。
EWT計算
予想待機時間 (EWT)というリアルタイムメトリックの計算に使用される式は、精度を向上させるために更新されました。この更新は、計算された EWT をサービスに対する実際の 応答の平均速度(ASA)を組み合わせたアプローチに関わるものです。この複合的アプローチにより、EWTは複雑な設定(例えば、複数のサービスを提供するチーム、混合サービス、エージェントの検索ブロックで特定のスキルセットを必要とするシナリオなど)に対して適切に調整できます。
追加/更新された機能
このリリースでは、次の機能が追加または更新されました。
Twitter統合
Bright Patternコンタクトセンターは、ダイレクトメッセージ(DM)をチャット対話として処理できるようにするために、Twitterと統合するようになりました。詳しい情報については、 Twitter統合ガイドをご覧ください。
Dynamics 365におけるプレビューキャンペーン専用のスクリーンポップ
Microsoft Dynamics 365と統合されているコンタクトセンターの場合、Dynamicsに特定のオブジェクトをポップするために発信 プレビューキャンペーンを設定できるようになりました。 詳しい情報については、Microsoft Dynamics 365統合ガイドの プレビューキャンペーン専用のスクリーンポップの設定をご覧ください。
ユーザーインポートとエクスポートにフィールドの追加
“ユーザーのパスワード変更が必要です” および “通話の記録”というユーザープロパティは ユーザーインポートとエクスポートのデータセットに追加されました。
ボイスメールグリーティングの削除オプション
コンタクトセンター管理者アプリケーションで、 ボイスメールグリーティングの使用 設定には、管理者が個々のグリーティングを削除できる“削除”オプションが追加されました。
チャットウィジェットコードの縮小化
チャットウィジェットのJSおよびCSSリソースは、インターネット上でより効率的に送信するためにさらに縮小化されました。
チャットウイジェットの通知プロンプト
編集可能なフィールド通知プロンプトは、チャットウィジェットスタイル設定エディターに追加されました。このフィールドでは、チャットウィジェットの上部に表示され、ウェブブラウザーからの通知の許可をユーザーに求めるテキストを指定できます。
既知の問題
SafariのSalesforce
Safari ウェブブラウザの問題のため、Safariはiframeオブジェクトを表示しない場合があります。この問題は、iframeを使用するエージェントデスクトップにSalesforce統合アカウントを介してアクセスしているBright Patternユーザーに影響します。
Safari Webブラウザーを使って統合Salesforceアカウントにアクセスするには、次の方法を使用します。
- エージェントデスクトップアプリケーションをSafariの新しいウィンドウまたはタブで開きます。エージェントデスクトップにログインします。
- 別のSafariタブでSalesforce.comにアクセスしてログインします。
- Salesforceで、電話アイコンをクリックして組み込みされたエージェントデスクトップウィジェットを開きます。
Bright Patternコンタクトセンターの既知の問題に関する詳しい情報は、 既知の問題と対策をご覧ください。