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バージョン 5.3.16

Bright Patternコンタクトセンターのバージョン 5.3.16には、Teleopti WFM統合機能、BPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPIが導入されました。コンタクトセンターで新機能を有効にする方法については、Bright Pattern Customer Successにお問い合わせください。

ご注意: 以前のリリースからこのバージョンにアップグレードする場合、過去にスキップしたバージョンの主なリリースノートを必ずご確認ください。なぜかというと、これらのリリースノートには各バージョン特有の機能・バグ・アップグレードに関する重要な情報が含まれているからです。


追加/更新された機能

Teleopti WFM統合

Bright Patternコンタクトセンターには、次のTeleopti WFM 統合機能が導入されました:

  • Teleopti WFM レポートによって、ワークフォースのスケジュールと計画作成に使う履歴データはFTP/SFTPを介して生成およびエクスポートできます。
  • Teleopti WFM統合アカウントによって、リアルタイムのエージェント状態データはスケジュール順守の管理を行うためにTeleoptiに送信されます。

この統合は、設定される前に、サービスプロバイダーによってコンタクトセンターで有効にされなければなりません。 Teleopti WFM統合とレポートについては、コンタクトセンター管理者ガイドをご覧ください。

BPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPI

Bright Patternコンタクトセンターのソフトウェアには、Bright Pattern コンタクトセンター(BPCC)の SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPIが導入されました。このAPIは、ドメイン間ID管理(SCIM)システムのオープンスタンダード(RFC 7643/RFC 7644)を導入することで、 サードパーティシステムを介して、Bright Patternクラウドコンタクトセンターでのユーザープロビジョニングを簡単にします。

BPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPIを使うと、次のことが可能になります:

  • 新規ユーザーの登録、ユーザーの一般情報 (名前、コンタクト情報、写真など、コンタクトセンター固有でない情報)の指定。
  • IDまたはユーザー名でユーザー情報の取得
  • ユーザー名を含むユーザー情報の更新
  • 既存のユーザーの削除

SCIM 統合アカウントは、BPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPIを使用するために必要です。使用できるのは、一つだけのSCIM統合アカウントです。詳しい情報については、Postmanでの BPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPI ドキュメントをご覧ください。

ユーザー名の変更

このバージョンから、Bright Patternコンタクトセンターのソフトウェアではユーザー名の変更が許可されました。この機能は先に、サービスプロバイダーによってコンタクトセンターで有効にされなければなりません。この機能を有効にすると、コンタクトセンター管理者アプリケーションおよびBPCC SCIM準拠のユーザープロビジョニングAPIを介してユーザー名が変更できます。詳しい情報については、コンタクトセンター管理者ガイドユーザーをご覧ください。

シングルサインオン (SSO) バイパス

このバージョンでは、シングルサインオンのバイパスという新しい権限が追加されました。この権限を持つユーザーは、コンタクトセンターにシングルサインオンが設定されている場合でも、直接認証方式(BPユーザー名、パスワード)を使ってどのBright Patternコンタクトセンターアプリケーションにもログインできます。初期設定上、この権限は事前定義されたシステム管理者の役割に対してのみ有効です。シングルサインオンをバイパスするために異なるURLが使用されます。 詳しい情報については、コンタクトセンター管理者ガイド権限をご覧ください。

システム動作の変更

ここでは、このバージョンのシステム動作の変更について説明します。

TogetherJS 羽生サーバーの場所の更新

画面同期が有効なチャットウィジェットを使用するコンタクトセンターの場合、TogetherJSハブサーバーの場所が更新されました。それに関連するバグを修正するには、Bright Patternコンタクトセンターのバージョン5.3.16にアップグレードすることをお勧めします。

エージェントデスクトップエラーメッセージの名前の変更

“SIP電話とシステムとの接続が切断されました”というメッセージは、"ネットワーク接続の問題が電話デバイスに影響を与えています"という名前に変更されました。このエラーメッセージが表示される原因は変更されていません。エラーメッセージの詳細については、エージェントガイドエラーメッセージのリストをご覧ください。

シングルサインオンの設定

Bright Patternコンタクトセンターのソフトウェアの以前のバージョンの場合、 シングルサインオン (SSO) 設定ページでは、エージェントデスクトップアプリケーションとコンタクトセンター管理者アプリケーションに対して別々のパラメータセットが使われていました。このバージョン以降、同じパラメータセットが両方のアプリケーションに使用できるようになりました。 エージェントデスクトップアプリケーションに対してのみSSOを有効にする機能はそのまま使えます。この変更は、SSO設定プロセスを簡単にすることを目的とし、下位互換性があります。SSOは現在全てのアプリケーションに対して有効になっている場合でもエージェントデスクトップアプリケーションに対してのみ有効になっている場合でも、アップグレード後も引き続き使えます。


バージョン5.3.16以前のSSO統合設定の例


バージョン5.3.16におけるSSO統合設定


既知の問題

Bright Patternコンタクトセンターの既知の問題に関する詳しい情報は、 既知の問題と対策をご覧ください。

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