バージョン 5.3.18
Bright Pattern コンタクトセンターのバージョン 5.3.18には、以下の新しい機能とバグ修正が含まれています。
ご注意: 以前のリリースからこのバージョンにアップグレードする場合、過去にスキップしたバージョンの主なリリースノートを必ずご確認ください。なぜかというと、これらのリリースノートには各バージョン特有の機能・バグ・アップグレードに関する重要な情報が含まれているからです。
システム動作の変更
ここでは、このリリースにおけるシステム動作の変更について説明します。
カスタムフィールドの“検索可能”チェックボックスの名前変更
コンタクトセンター管理者アプリケーションのケースとコンタクトの管理で、カスタムフィールドの設定項目である“検索可能“は、明確にするために“シナリオおよびワークフローで検索可能“に名前が変更されました。
追加/更新された機能
このリリースでは、次の機能が追加または更新されました。
オムニ QMコンサルテーションコール評価の改善
オムニQM機能が有効になっているコンタクトセンターでは、コンサルテーションコールが 評価コンソールでレビューされている場合、 再生コントロールの前後のセグメントボタンをクリックすることによって、コールセグメントをナビゲートできます。各セグメントの ヘッダーには特定の呼び出し先と呼び出し元に関する情報が表示されています。評価フォーム、サービス、画面録画は、読み出し先(つまり、最終宛先のユーザー)に属するものです。セグメントの数は電話会議の複雑さによって異なります。詳しい情報については、オムニQM ガイドの コンサルテーションコールの評価をご覧ください。
ディレクトリ内のエージェントのリアルタイム状態
Bright Pattern コンタクトセンターのソフトウェアの前のバージョンでは、エージェントデスクトップディレクトリは、エージェントやスーパーバイザーを含む全ユーザーのプレゼンス状態(つまり、受付可能、話中、または退席)を表示していました。このバージョン以降、エージェントとスーパーバイーザの場合、ディレクトリは受付可能、話中、ACW、受付不可のエージェントの現状態だけでなくこの状態で過ごした時間も表示します。さらに、スーパーバイザの場合、監視という状態も表示できます。話中状態の場合、対話のメディアタイプ(つまり、通話、チャット、メール、プレビュー)が提供されます。受付不可の状態の場合、この状態になった理由も表示されます。ビジネスユーザーの場合、ディレクトリには引き続きプレゼンス情報が表示されます。
この機能は、サービスプロバイダーがによって有効化されます。機能が有効になっていない場合、今までのディレクトリの状態(全ユーザーのプレゼンス情報を表示)が維持されます。詳しい情報については、エージェントガイドの ディレクトリの使用方法 および コンサルテーションコールと転送の実施をご覧ください。
リアルタイム統計 APIに追加された統計
ランタイム時間に属する is_super は リアルタイム統計 APIに追加されました。これによって、ユーザーに スーパーバイザー権限が付与された場合、ブーリアン型の “true”が返されます。
対話記録の検索結果に追加された検索ボタン
コンタクトセンター管理者アプリケーションの対話記録の 検索 >> 結果 ページに 検索 ボタンが追加されました。ユーザーは現在の検索を再実行して、検索結果を更新できるようになりました。
エージェントデスクトップに対するスペイン語のローカリゼーション
このバージョン以降、エージェントデスクトップアプリケーションはスペイン語圏の市場向けにローカライズされました。このローカリゼーションはスーパーバイザーのビューと機能を対象としますが、オムニQMまたはウォールボードアプリケーションは対象外です。エージェントデスクトップの言語をスペイン語に設定するには、ブラウザの設定でこの言語を第一言語として選択します。
既知の問題
Bright Patternコンタクトセンターの既知の問題に関する詳しい情報は、 既知の問題と対策をご覧ください。