メール設定
このメニューにはメール通信に関する様々なな設定が含まれています。Bright Patternコンタクトセンターにおけるメールは、お客様との対話はもちろん、チャットセッションの記録、パスワードのリセット手順、定期レポート、ボイスメールの音声ファイルの送信など、あらゆる補助タスクにも使用されます。
メールを設定するには、コールセンター設定メニューからメール設定を選択します。
ご注意:
- SMTP設定を除いて、ボイスメールの添付ファイルの送信に関する設定は、シナリオを介して行われます。詳しい情報は、本ガイドの ボイスメールおよび シナリオビルダーリファレンスガイドの ボイスメールをご覧ください。
- SMTPの設定を除いて、メールでのレポート送信に関する設定は、 定期レポートのページを介して行われます。
- SMTP設定とチャット履歴テンプレートを除いて、メールでのチャット履歴の送信に関する設定は、シナリオを介して行われます。 メールシナリオブロックはこの目的には使用できません。チャット履歴のメールでの送信は、チャットのシナリオにおいて変数 $(item.sendTranscript) を 1に設定することによってトリガーされます。そのような設定の例は サポートチャットシナリオテンプレートでご覧いただけます。
メールのヘッダーとフッター
このセクションは、お客様とのメール対話に関連しており、お客様に送信される各メールの本文の前(ヘッダー)または後ろ(フッター)に挿入される必須のメッセージを定義します。このメッセージとは、例えば、ケース番号、法律上の免責事項、および会社の連絡先などです。ヘッダーとフッターは承認メッセージ(メールの受信確認のために送信される自動返信メール)には適用されません。
ご注意: ここで設定されたヘッダーとフッターは、サービス種類と関係なく、コンタクトセンターから送信された全てのメールに適用されます。各サービス専用のメールテンプレートに対して、 ナレッジベースの既定の記事が使われます。
これらの要素を設定するには、メール設定メニューよりメールのヘッダーとフッターを選択します。
ヘッダーとフッターの画面プロパティ
メールのヘッダーとフッターの画面プロパティは以下の通りです。
言語
言語の設定とは、ヘッダーとフッターのメッセージの言語を選択できる設定です。ヘッダーとフッターは複数の言語で設定できます。システムは、メールの本文の言語に対応するパターンを自動的に挿入します。
ご注意: ここに記載されている言語は言語スキルに含まれるものとは異なります。このメニューから選択できるのは、自動検出可能な言語のみです。
ヘッダー
お客様に送信される全てのメール本文の上のヘッダーフィールドに表示されるメッセージの内容を入力します。
フッター
お客様に送信される全てのメール本文の下のフッターフィールドに表示されるメッセージの内容を入力します。
$()を挿入する
この設定は、ヘッダーおよびフッターメッセージに挿入できる置換フィールドのメニューを指定します。 $(cursor)を除いて、このフィールドはナレッジベースの記事に使われる置換フィールドと同じものです。
削除
削除ボタンを使って選択された言語のヘッダーとフッターを削除できます。
SMTP設定
このセクションには、チャットセッションの記録、パスワードの再設定方法、定期レポート、ボイスメールオーディオファイルなど、補助的なメール通信に使用されるSMTPサーバーへの接続設定が含まれます。このセクションには、お客様とのメール対話(発信)の設定方法が含まれていません。後者に関する詳しい情報は、 メールシナリオエントリーをご覧ください。
SMTP接続設定を行うには、メール設定メニューよりSMTP設定 を選択します。
SMTP設定の画面プロパティ
メール SMTP設定の画面プロパティは以下の通りです。
送信者表示名
送信者表示名は、パスワードの再設定方法が記載されたメールの Fromフィールドに表示される名前を意味します。
送信者のメールアドレス
これは、パスワードの再設定方法が記載されたメールの Fromフィールドに表示されるメールアドレスを意味します。
SMTPサーバーホスト名
SMTPサーバーホスト名は、SMTPサーバーホストの名前を意味します。
SMTPサーバーポート番号
SMTP サーバーポート番号は、SMTPサーバーポートの番号を意味します。
接続セキュリティ
接続セキュリティは、この接続を保護するために暗号化プロトコル(TLSまたはSSL)を使用するかどうかを示します。
- 安全でない接続の場合は、 noneを選択します。
- 平文で行う接続で暗号化をネゴシエートするには、 平文接続で暗号化をネゴシエートする(STARTTLS) を選択します。
- 安全な即時接続をするには、 暗号化された接続(TLS / SSL v3) を選択します。
サーバーによる認証要求
この設定は、SMTPサーバーにクライアント認証が必要かどうかを示します。
ユーザー名
ユーザー名とは、SMTPクライアント認証を行うためのユーザー名です。サーバーによる認証要求オプションが選択された場合、このユーザー名を指定しなければなりません。
パスワード
パスワード とは、SMTPクライアント認証を行うためのパスワードです。サーバーによる認証要求オプションが選択された場合、このパスワードを指定しなければなりません。
設定の確認
設定の確認 ボタンを使って、SMTP設定の正確性を確認します。
パスワードリセットテンプレート
パスワード再設定方法のテンプレートを設定するには、 メール設定 メニューよりパスワードリセットテンプレート を選択します。
パスワードリセットテンプレートの画面プロパティ
パスワードリセットテンプレートの画面プロパティは以下の通りです。
件名
この設定は、パスワード再設定方法が記載されたメールの 件名 フィールドに表示されるテキストを意味します。
メッセージ
これは、パスワード再設定方法が記載されたメールの 件名 フィールドに表示されるテキストを意味します。
このテキストには以下の変数が使用できます:
- $(FIRST):メール受信者のファーストネーム(名)
- $(LAST) :メール受信者のラストネーム(姓)
- $(LOGIN):メール受信者のユーザー名
- $(LINK) :パスワードリセットリンクのプレースホルダー
チャット履歴テンプレート
チャット履歴テンプレートを設定するには、 メール設定 メニューよりチャット履歴テンプレート を選択します。 シナリオエントリーに従ってチャット履歴テンプレートの設定も可能です。
履歴をメールで送信するには、次の設定が必要です:
- 設定済みの SMTPサーバー:システムがメールを自動送信するには、完全な SMTP 設定が必要です。
- メールフィールドを含む プレチャットフォーム :履歴は、セッションが終了した後に、 $(item.email)という変数を含むフィールドで指定されたメールアドレスに対してメールで送信されます。
- $(item.sendTranscript)を含むチャットシナリオ:$(item.sendTranscript)という変数を含む 変数の設定 シナリオブロックを、対応するチャットシナリオに入れなければなりません。履歴を送信するには、値を 1 に設定します。
チャット履歴テンプレートの画面プロパティ
チャット履歴テンプレートの画面プロパティは以下の通りです。
送信者表示名
送信者表示名は、チャット履歴が記載されたメールの Fromフィールドに表示されます。チャット履歴が記載されたメールを送信する場合、この設定は必須です。
送信者のメールアドレス
送信者のメールアドレスは、チャット履歴が記載されたメールの Fromフィールドに表示されます。チャット履歴が記載されたメールを送信する場合、この設定は必須です。
件名
この設定は、チャット履歴が記載されたメールの 件名 フィールドに表示されるテキストを意味します。
メッセージ
これは、チャット履歴が記載されたメールの 件名 フィールドに表示されるテキストを意味します。
このテキストには以下の変数が使用できます:
- $(FIRST):メール受信者のファーストネーム(名)
- $(LAST) :メール受信者のラストネーム(姓)
- $(LOGIN):メール受信者のユーザー名
- $(CHAT_TRANSCRIPT):チャット履歴
- $(TENANT_NAME) :ご利用のサービスプロバイダーで登録された貴社名
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