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= 音声認識 (STT)との統合 =
 
音声認識(STT)との統合により、テナントは音声認識機能を使用して通話内容を書き起こし、対話記録として保存できます。 フルテキスト記録は検索可能であり、感情(センチメント)属性を含みます(自然言語理解が有効になっている場合)。
 
  
Bright Patternは、IBM Watson、GoVivace、GoogleなどのSTTプロバイダーと統合します。
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=音声テキスト統合(STT)=
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{{NavLink | '''統合アカウント'''>''アカウント追加''>'''テキスト'''読み上げ}}
  
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Speech To Text (STT)統合により、コンタクトセンターは音声テキスト機能を使用して音声通話をトランスクリプトし、そのトランスクリプトを対話録音レコードに保存することができます。フルテキストのトランスクリプトは検索可能で、(自然言語理解が有効な場合)トランスクリプトにはementiment属性が含まれます。
  
[[File:STT-select.PNG|450px|thumbnail|center|STT統合タイプの選択 ]]
+
Bright PatternはIBM WatsonやGoogleなどのSTTプロバイダーと統合しています。
  
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{{Image450 | STT integration.PNG | STT統合のタイプを選択済。}}
  
== Google プロパティ ==
+
===Google同期プロパティ===
GoogleのCloud Speech APIは、音声をテキストに変換します。 プロパティダイアログで、次のようにGoogle同期STTインスタンスの認証情報を入力します。これにより、Bright PatternがSTTリソースにアクセスでき、それを対話で使用できるようになります。
+
GoogleのCloud Speech APIは音声をテキストに変換します。同期STTは録音件数が1件に制限されているため、以下のような用途に使用できます。 [[Contact-center-administrator-guide/Concepts/ConversationalIVR | 会話型IVR]].コールを書き起こすには、以下のストリーミングSTTを参照してください。プロパティダイアログで、Google同期STTインスタンスの認証情報を以下のように入力します。これでBright PatternがSTTリソースにアクセスし、インタラクションで使用できるようになります。
  
ご注意: Google STTでは、お支払い方法をアカウントに登録しなければなりません。これがないと、STTサービスが警告なしで機能せず、Google APIダッシュボードにエラーが発生します。
+
{{Note | Google STTはアカウントに支払い方法を添付することを必須とします。これがないとSTTサービスは動作せず、Google APIダッシュボードにエラーが表示されます。}}
  
  
[[File:Google-STT-Properties-53.PNG|450px|thumbnail|center|Google 同期STT統合アカウントのプロパティ]]
+
{{Image650 | Google synchronous STT.PNG | Google Synchronous STT インテグレーションのアカウントプロパティ。}}
  
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名前
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:この統合アカウントのユニークな名前 (任意)
  
=== アカウント名 ===
+
入力 
統合アカウントのユニークな名前を意味します。
+
:既定(デフォルト)では "Google synchronous STT "である。
  
=== タイプ ===
+
拡張モードを使用する。
“Google同期STT”はアカウントの追加時に選択されたため、既定のタイプになります。
+
:有効な場合、'''強化モードを使用'''すると、クラウドスピーチAPIを使用できます。 [https://cloud.google.com/speech-to-text/docs/enhanced-models 拡張モデルを電話発信に使用できます。].この設定により、会話型IVRシナリオでの音声発信をより正確にトランスクリプトできます。 [[Tutorials-for-admins/Voice/ConversationalIVRConfiguration|会話型IVRシナリオの音声通話をより正確に書き起こせるようになります。]].拡張モードは、Google Speech-to-Textを初期化するときに有効になります。
  
=== Use phone model ===
+
URL
When enabled, ''Use phone model'' allows you to use the Cloud Speech API’s [https://cloud.google.com/speech-to-text/docs/enhanced-models enhanced model for phone calls]; the setting may be useful for [[Tutorials-for-admins/Voice/ConversationalIVRConfiguration|conversational IVR scenarios]]. Note that this setting is disabled by default.
+
:既定(デフォルト) : https://speech.googleapis.com/v1/
  
=== URL ===
+
APIキー
初期設定上、 https://speech.googleapis.com/v1/です。
+
Google Cloud Speech APIの認証に使用するサービスキーID。サービスアカウントの認証情報を受け取る際に生成されます。
  
=== APIキー ===
+
テスト接続。
GoogleのCloud Speech APIの認証に使われるサービスキーIDです。このキーは、サービスアカウントの認証情報を取得したときに生成されます。
+
:Bright Pattern Contact CenterがGoogle同期STTアカウントに接続できることを確認するためにクリックします。
  
=== Test Connection ===
+
===Googleストリーミングプロパティ===
Click to be sure Bright Pattern Contact Center can connect to your Google synchronous STT account.
+
Googleストリーミング音声テキストは以下の両方に使用できます。 [[Contact-center-administrator-guide/Concepts/ConversationalIVR | 会話型IVR]]および発信トランスクリプトの両方に使用できます。
 +
プロパティダイアログで、GoogleストリーミングSTTインスタンスの認証情報を以下のように入力します。これによりBright PatternはSTTリソースにアクセスし、インタラクションで使用することができます。
  
 +
{{Image650 | Google Streaming STT 2.PNG | Google Streaming STT インテグレーションアカウントのプロパティ。}}
  
== Watsonプロパティ ==
+
名前
プロパティダイアログで、次のようにIBM Watson STTインスタンスの認証情報を入力します。これにより、Bright PatternがSTTリソースにアクセスでき、それを対話で使用できます。
+
:この統合アカウントのユニークな名前 (任意)
  
 +
入力
 +
:既定(デフォルト)では "Google Streaming STT"。アカウントを追加する際にこのタイプを選択済だから。
  
[[File:STT-Watson-Integration-5312.png.png|450px|thumbnail|center|Watson統合アカウントのプロパティ]]
+
認証情報
 +
:アップロードリンクをクリックして認証情報をアップロードします。
  
 +
既定(デフォルト)アカウント
 +
:チェックボックスを選択し、アカウントを既定(デフォルト)にします。既定(デフォルト)アカウントとしてマークできるストリーミングSTTは1つだけです。トランスクリプトオプションが有効なサービスは、既定(デフォルト)アカウントでトランスクリプトされます。
  
=== アカウント名 ===
+
テスト接続。
統合アカウントのユニークな名前を意味します。
+
:Bright Pattern Contact CenterがGoogle Streaming STTアカウントに接続できることを確認するためにクリックします。
  
=== タイプ ===
+
==ワトソンのプロパティ==
“Watson”はアカウントの追加時に選択されたため、既定のタイプになります。
+
Properties ダイアログで、IBM Watson STT インスタンスの認証情報を以下のように入力します。これにより、Bright Pattern はあなたの STT リソースにアクセスし、インタラクションで使用することができます。
  
=== URL ===
+
{{Image650 | Watson STT 2.PNG | Watson 統合アカウントのプロパティ。}}
Websocket プレフィックス + IBM 音声認識 URLです。このURLは、IBM 音声認識サービスの認証情報で確認できます。
 
  
: wss://api.us-south.speech-to-text.watson.cloud.ibm.com/instances/1a23456f-121d-4c52-bc06-62168f5a18de
+
名前
 +
:この統合アカウントの名前。
  
STT統合は安全なWebSocketプロトコル(つまり"wss")を使うため、 ''wss://'' プレフィックスのみがご利用できます。
+
入力
 +
:既定(デフォルト)では "Watson "です。これはアカウントを追加する際にこのタイプを選択済だからです。
  
=== 認証方法 ===
+
URL
=== APIキー ===
+
:Websocket prefix + IBM Speech to Text URL(以下のフォーマット):
IBM 音声認識リソースのサービスインスタンス用のAPIキー(文字列)です。このキーは、安全で認証済みリクエストを行うために使用されます。
 
  
APIキーは、IBM Cloudの音声認識サービスの認証情報に含まれています。
+
:例えば
  
=== ユーザー名/パスワード (旧パージョン) ===
+
:''':wss://api.us-south.speech-to-text.watson.cloud.ibm.com/instances/1a23456f-121d-4c52-bc06-62168f5a18de'''
'''ご注意:''' このオプションは、Bright Pattern コンタクトセンターのバージョン5.3.12より廃止されました。認証手続きには、'''APIキー'''をご利用ください (上記参照)。
 
  
''ユーザー名'' と ''パスワード''は、IBMの音声認識サービスAPIの認証に最初に使われたユーザー名(文字列)とパスワード(文字列)です。以前、ユーザー名とパスワードは、サービスインスタンスの認証情報に含まれていました。 2019年10月30日現在、IBMはこの認証方法をサポートしていないため、ユーザー名/パスワード認証を"旧バージョン"と呼びます。IBMは現在IAM認証(APIキー)のみをサポートしています。 IAM認証の詳細については、 [https://cloud.ibm.com/docs IBM Cloud Docs]をご覧ください。
+
:この URL は、IBM Speech to Text サービスの資格情報に記載されています。STT統合は安全なWebSocketプロトコル(つまり「wss」)を使用するため、wss://接頭辞のみが許可されることに注意してください。
  
=== 既定のアカウント ===
+
音声検出感度
この統合アカウントを既定のSTT統合アカウントに設定する場合は、 ''既定のアカウント''チェックボックスを選択します。
+
:この設定の範囲は0.0~1.0であり、0.0はすべての音声を抑制し、1.0は音声を抑制しない。統合アカウントを編集できるすべてのテナントがこの設定を修正できます。咳や音楽など、音声以外のイベントはフィルタリングされます。
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背景音声の抑制
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:この設定範囲は0.0~1.0で、0.0では背景音声は抑制されず、1.0ではすべての背景音声が抑制されます。音量レベルは背景雑音と音声を区別するために使用されます。
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カスタム言語モデル
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:この設定により、Speech to Text統合にカスタム言語モデルを設定することができます。 [https://cloud.ibm.com/docs/speech-to-text?topic=speech-to-text-languageUse IBM Watson].カスタム言語モデルを設定するには、このフィールドにカスタムIDを入力します。トランスクライバーが別のカスタム言語モデルを使用する場合、システムもモデルを切り替えます。
 +
 
 +
既定(デフォルト)アカウント
 +
:''既定アカウント''] チェックボックスを選択し、STT 統合アカウントを有効にします。
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テスト接続。
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:Bright Pattern Contact Center が Watson Speech to Text アカウントに接続済みであることを確認します。

Latest revision as of 11:34, 29 May 2024

• English
• 5.19 • 5.3 • 5.8


音声テキスト統合(STT)

Nav-icon.png

統合アカウント>アカウント追加>テキスト読み上げ


Speech To Text (STT)統合により、コンタクトセンターは音声テキスト機能を使用して音声通話をトランスクリプトし、そのトランスクリプトを対話録音レコードに保存することができます。フルテキストのトランスクリプトは検索可能で、(自然言語理解が有効な場合)トランスクリプトにはementiment属性が含まれます。

Bright PatternはIBM WatsonやGoogleなどのSTTプロバイダーと統合しています。

STT統合のタイプを選択済。

Google同期プロパティ

GoogleのCloud Speech APIは音声をテキストに変換します。同期STTは録音件数が1件に制限されているため、以下のような用途に使用できます。 会話型IVR.コールを書き起こすには、以下のストリーミングSTTを参照してください。プロパティダイアログで、Google同期STTインスタンスの認証情報を以下のように入力します。これでBright PatternがSTTリソースにアクセスし、インタラクションで使用できるようになります。


Info.40x40.png Google STTはアカウントに支払い方法を添付することを必須とします。これがないとSTTサービスは動作せず、Google APIダッシュボードにエラーが表示されます。



Google Synchronous STT インテグレーションのアカウントプロパティ。


名前

この統合アカウントのユニークな名前 (任意)

入力

既定(デフォルト)では "Google synchronous STT "である。

拡張モードを使用する。

有効な場合、強化モードを使用すると、クラウドスピーチAPIを使用できます。 拡張モデルを電話発信に使用できます。.この設定により、会話型IVRシナリオでの音声発信をより正確にトランスクリプトできます。 会話型IVRシナリオの音声通話をより正確に書き起こせるようになります。.拡張モードは、Google Speech-to-Textを初期化するときに有効になります。

URL

既定(デフォルト) : https://speech.googleapis.com/v1/

APIキー Google Cloud Speech APIの認証に使用するサービスキーID。サービスアカウントの認証情報を受け取る際に生成されます。

テスト接続。

Bright Pattern Contact CenterがGoogle同期STTアカウントに接続できることを確認するためにクリックします。

Googleストリーミングプロパティ

Googleストリーミング音声テキストは以下の両方に使用できます。 会話型IVRおよび発信トランスクリプトの両方に使用できます。 プロパティダイアログで、GoogleストリーミングSTTインスタンスの認証情報を以下のように入力します。これによりBright PatternはSTTリソースにアクセスし、インタラクションで使用することができます。

Google Streaming STT インテグレーションアカウントのプロパティ。


名前

この統合アカウントのユニークな名前 (任意)

入力

既定(デフォルト)では "Google Streaming STT"。アカウントを追加する際にこのタイプを選択済だから。

認証情報

アップロードリンクをクリックして認証情報をアップロードします。

既定(デフォルト)アカウント

チェックボックスを選択し、アカウントを既定(デフォルト)にします。既定(デフォルト)アカウントとしてマークできるストリーミングSTTは1つだけです。トランスクリプトオプションが有効なサービスは、既定(デフォルト)アカウントでトランスクリプトされます。

テスト接続。

Bright Pattern Contact CenterがGoogle Streaming STTアカウントに接続できることを確認するためにクリックします。

ワトソンのプロパティ

Properties ダイアログで、IBM Watson STT インスタンスの認証情報を以下のように入力します。これにより、Bright Pattern はあなたの STT リソースにアクセスし、インタラクションで使用することができます。

Watson 統合アカウントのプロパティ。


名前

この統合アカウントの名前。

入力

既定(デフォルト)では "Watson "です。これはアカウントを追加する際にこのタイプを選択済だからです。

URL

Websocket prefix + IBM Speech to Text URL(以下のフォーマット):
例えば
:wss://api.us-south.speech-to-text.watson.cloud.ibm.com/instances/1a23456f-121d-4c52-bc06-62168f5a18de
この URL は、IBM Speech to Text サービスの資格情報に記載されています。STT統合は安全なWebSocketプロトコル(つまり「wss」)を使用するため、wss://接頭辞のみが許可されることに注意してください。

音声検出感度

この設定の範囲は0.0~1.0であり、0.0はすべての音声を抑制し、1.0は音声を抑制しない。統合アカウントを編集できるすべてのテナントがこの設定を修正できます。咳や音楽など、音声以外のイベントはフィルタリングされます。

背景音声の抑制

この設定範囲は0.0~1.0で、0.0では背景音声は抑制されず、1.0ではすべての背景音声が抑制されます。音量レベルは背景雑音と音声を区別するために使用されます。

カスタム言語モデル

この設定により、Speech to Text統合にカスタム言語モデルを設定することができます。 IBM Watson.カスタム言語モデルを設定するには、このフィールドにカスタムIDを入力します。トランスクライバーが別のカスタム言語モデルを使用する場合、システムもモデルを切り替えます。

既定(デフォルト)アカウント

既定アカウント] チェックボックスを選択し、STT 統合アカウントを有効にします。

テスト接続。

Bright Pattern Contact Center が Watson Speech to Text アカウントに接続済みであることを確認します。
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