レポートのスケジューリング
レポートは、指定された日に配信されるようにスケジューリングできます。この機能は特に、特定のレポートを実行して定期的に同じユーザーに配信するコンタクトセンターにとって欠かせません。レポートのスケジューリングは、特定のパラメーターを使ったレポートを実行するプロセス、電子メールまたはFTP / SFTPを介してレポートを配信するプロセスを自動化します。
レポートのスケジューリング
レポートをスケジュールする、またはスケジュールされたレポートの設定を更新するには、次の手順を実行します:
- コンタクトセンター管理者アプリケーションでレポートへ移動し、メインメニューよりご希望のレポートタイプ (例えば、エージェント/チームレポート、発信レポート、シナリオレポートなど)を選択します。
- レポートのリストで、スケジュールするレポートの名前を選択します。レポートのプロパティは、画面の下部ペインに表示されます。
- 配信のためにこのレポートをスケジュールするをクリックします。レポートのスケジューリングパラメータが表示されます。
- 有効チェックボックスを選択します。
- レポートスケジュールおよび レポートパラメーター のプロパティを指定します。プロパティの定義については、以下の"パラメータタブ"を参照してください。
- 必要に応じて、メール配信タブのプロパティを指定します。プロパティの定義については、以下の"メール配信タブ"を参照してください。
- 必要に応じて、FTP配信タブのプロパティを指定します。プロパティの定義については、以下の"FTP配信タブ"を参照してください。
- 適用をクリックします。
- 残りのレポートプロパティを確認し、必要に応じて編集します。
- レポートの実行をクリックします。
プロパティ
レポートのスケジューリングで説明したように、 配信のためにこのレポートをスケジュールする をクリックすることでレポートスケジュールプロパティとその他のレポートパラメータを含む新しいダイアログが表示されます。このダイアログには、パラメータ、メール配信、FTP配信の3つのタブが含まれています。これらのタブのプロパティは次のとおりです。
パラメータタブ
有効
有効チェックボックスを選択して、レポートを配信のためにスケジューリングできるように有効にします。
レポートのスケジュール
パラメーターのこのセクションでは、レポートの実行タイミングと頻度を指定します。
繰り返し
繰り返し は、レポートが実行および配信される頻度を意味します。
4つのオプションからいずれかを選択します:
- 毎時
- 毎日
- 毎週
- 毎月
実行時刻
レポートの実行時刻とタイムゾーンを指定します。
繰り返し間隔
レポートを実行する頻度、またはレポートを1回だけ実行するかどうかを指定します。利用可能な繰り返し間隔には、15分ごと、30分ごと、1時間ごと、2時間ごとなどがあります。
繰り返し終了時刻
レポートの実行頻度を指定した場合、レポートの繰り返し終了時刻も指定しなければなりません。
レポートパラメーター
レポートパラメーターセクションには、選択したレポート名に関連するパラメーターのみが含まれます。
示されている例では、選択されたレポート名が "エージェントアクティビティー "であるため、エージェントアクティビティーレポートのパラメーターである"時間枠"および"エージェント"のみが表示されます。
メール配信タブ
メールによるレポートの配信
メールによるレポートの配信 チェックボックスを選択し、指定したメールアドレスへのレポートの配信を可能にします。
送信者の表示名
ここに任意の 送信者の表示名 を入力します。この名前として、任意の名前(組織名、エージェントの名前、チーム名、サービス名など)を使用できます。
送信者のメールアドレス
送信者のメールアドレスは、レポートの配信に使用されるメールアドレスです。
件名
件名 は、送信されるメールメッセージの件名です。
$()
$(varname) 形式の変数は、 件名フィールドと メッセージフィールドで使用できます。
変数入力ボタンを使うことで、次のいずれかの変数を件名フィールドまたは メッセージフィールドに入力できます:
- $(agents) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたエージェントの名前を表示します。
- $(services) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたサービスの名前を表示します。
- $(scenarioName) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたシナリオの名前を表示します。
- $(endTime) - この変数はレポートへの最後のエントリー時刻を表示します。
- $(startTime) - この変数はレポートへの最初のエントリー時刻を表示します。
- $(timeframe) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたレポーtの時間枠を表示します。
- $(timezone) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたタイムゾーンを表示します。
メッセージ
メッセージは、送信されるメールメッセージの本文です。
フォーマット
フォーマットは、送信されるメールメッセージでレポートを提供する方法です。
4つのオプションからいずれかを選択します:
- Excel
- CSV
- Text
受信者
受信者 は、定期レポートを受け取る人です。 編集をクリックして、受信者を選択してリストに追加します。
FTP 配信タブ
FTP/SFTPによるレポートの配信
FTP/SFTPによるレポートの配信チェックボックスを選択して、FTP / SFTPを介してレポートの配信を可能にします。
フォーマット
フォーマット'は、FTP / SFTPを介してレポートを保存および送信する方法です。
4つのオプションからいずれかを選択します:
- Excel
- CSV
- Text
転送プロトコル
転送プロトコルは指定された転送プロトコル (FTPまたは SFTP)です。
FTP/SFTP サーバーのホスト名
FTP/SFTP サーバーのホスト名 は、指定されたFTP / SFTPサーバーのユーザー名です。
保存先フォルダーとファイル名
保存先フォルダーとファイル名は、定期レポートが保存される場所です。
$()
$(varname) 形式の変数は、 "保存先フォルダーとファイル名"フィールドで使用できます。
変数入力ボタンを使うことで、次のいずれかの変数を保存先フォルダーとファイル名フィールドに入力できます:
- $(agents) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたエージェントの名前を表示します。
- $(services) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたサービスの名前を表示します。
- $(scenarioName) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたシナリオの名前を表示します。
- $(endTime) - この変数はレポートへの最後のエントリー時刻を表示します。
- $(startTime) - この変数はレポートへの最初のエントリー時刻を表示します。
- $(timeframe) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたレポーtの時間枠を表示します。
- $(timezone) - この変数はレポートパラメータ セクションで指定されたタイムゾーンを表示します。
FTPユーザー名
FTPユーザー名 は指定されたFTPユーザー名です。
FTP パスワード
FTPパスワード は指定されたFTPユーザー名です。
接続テスト
接続テスト ボタンは、提供された認証情報を使ってFTP / SFTP接続をテストするために使用されます。